ソフトバンクのテレビCM「5Gって ドラえもん?」シリーズ最新作「5G予報士ドラミ 関東/関西/中京」篇が、27日から全国で順次放送される。

  • 「5Gって ドラえもん?」シリーズ最新作「5G予報士ドラミ 関東/関西/中京」篇より

俳優のブルース・ウィリスがドラえもんを演じている同シリーズ。最新作では、前作に引き続き、広瀬すず演じるドラミが登場。白戸家と堺雅人演じる未来ののび太たちが見ていたテレビ番組に、気象予報士ならぬ“5G予報士”として現れると、東京、大阪、名古屋を「どこでもドア」で瞬時に移動し、5G通信が日本全国に拡大しつつある様子を、兄のドラえもんたちとのコミカルな掛け合いを通じて紹介していく。

今回のCM では、底抜けに明るく、テンションが高い“5G予報士”に扮(ふん)した広瀬が、東京から大阪、大阪から東京、名古屋から東京という三つのシチュエーションを、ひみつ道具の「どこでもドア」を使って瞬時に行き来するシーンを撮影。広瀬は、ドラミのしっぽをモチーフにした、先端にお花が付いた指し棒を持って、東京、大阪、名古屋の観光名所を次々と巡り、「大阪にやってきました!こちらもコテコテの5Gです!」等と元気にアナウンスし、本職も顔負けの堂々たるキャスターっぷりを披露し、現場を盛り上げていた。

CM冒頭、「ドラミの天気予報」というタイトルの横に入るドラミのバストアップショット。ここではスチール撮影風に、監督の「せーの、パシャッ!」という掛け声に合わせて、さまざまなポーズで決め顔を見せる広瀬を長回しで収録。「もうちょっと目線をカメラ側に」「次は少し斜め前を見て」などの指示を受けて、的確かつ多彩な演技を連発していた広瀬さん。あまりにもチャーミングな表情に現場もくぎ付けといった状態だったが、しばらくして監督の「OK!」が出ると、素に戻った広瀬の口から思わず「何が正解か分からなくなっちゃった(笑)」というコメントが飛び出し、監督やスタッフの笑いを誘っていた。

広瀬は、前作の反響について「友達とか知り合いのお子さんに『見たよ』って言っていただける機会が多くて、うれしいなぁっていうのと同時に、今回のドラミちゃんは自分でもメチャクチャ見て、あー、こんなにTVで流れてるんだ!という、ちょっと恥ずかしいような。でも、想像以上にいろんな人に言っていただけて、うれしかったですね」とコメント。

共演の上戸彩が「お似合いでした。とってもかわいかったです。すずちゃんがドラミちゃんをやるからこそ、たぶんあのドラミちゃんは何をやっても、壁を壊しても、今回みたいなことをしても許されるんだろうなぁって。何をやってもハマるなぁと思いました」と絶賛すると、「壁を突き破った時、上戸さんが前にうわーっと出るじゃないですか。それを見て、本当に遠慮がないんだなというのは、撮影現場でも前回から薄々感じていまして。ドラミちゃんらしく、遠慮なく豪快に、今後も演じられたらなと思います」と話した。

また、「もし自分自身の未来を予報するとしたら、どのような未来を予報しますか?」と聞かれると、広瀬は「いつまでこのお仕事を続けるのか知りたいなあっていうのと、結婚するのかなあというのは知りたいですね。いろいろな覚悟と、これからの行動に選択肢が生まれてくると思うので」と回答。

「ずっと小さい頃は、20代のうちに絶対結婚したいみたいな。そう思っていたんです。周りの友達と話したり。でも、いざ自分が大人になって、いま23歳になって、え、もうすぐじゃんみたいな気持ちになってきて。子どもの頃の夢と現実は離れているんだなと思ったりします。役者のお仕事を続けるというのは、全然想像もつかないというか。やることすら、小さい頃、自分のイメージにはなかったものなので、どんどん現実と小さい頃に思っていた自分の人生設計みたいなものがどんどん懸け離れてきて、どうなるんだろう、この先って思うことがたまにあります、ふいに。運命というものに任せようかなって気持ちもありつつ、気にもなりつつという感じですね」と語った。

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