お笑いコンビ・雨上がり決死隊(蛍原徹、宮迫博之)が17日、吉本興業公式YouTubeチャンネルとABEMAにて「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」を配信し、解散を発表。テレビ朝日系『アメトーーク!』の今後についての言及した。

  • 雨上がり決死隊の宮迫博之(左)と蛍原徹

ゲストとして登場した出川哲朗が『アメトーーク!』の今後を尋ねると、進行を務めたテレビ朝日の松尾由美子アナが、「蛍原さんプラスゲストMCという形で継続します」と説明。『アメトーーク!』という番組名も「現時点ではこのまま」とのことだが、正式タイトルは『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』から『アメトーーク!』のみとなる。

蛍原は当初、『アメトーーク!』を終了させる意志が固かったという。「解散するっていうことは……僕は宮迫さんのおかげで今の僕があるのよ。これは本当に思っていることで、僕だけ残るのはあまりにも都合よすぎるんじゃないか」との思いだったと打ち明けた。

そんな蛍原に、宮迫が「初冠番組ではあるけど、今は若手芸人が目指す場所だから、俺らが解散するってことで番組をなくすのは違う。そこだけはやってほしい」と継続するよう説得。蛍原は「宮迫さんも説得してくれて、いろんな人の意見があって」と、継続を決意したという。

雨上がり決死隊は1989年に結成。テレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』などで人気に。2019年に宮迫の闇営業問題が発覚し、宮迫は吉本興業から契約を解除され、コンビは活動休止状態になっていた。

吉本興業はきょう17日、コンビ解散を発表。そしてこの配信において、蛍原が「皆さんに2人から報告したいことがあります。本日をもちましてコンビを解散致します」と改めて解散を報告した。

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