映画コメンテーターでタレントのLiLiCoと男性コーラスグループ・純烈の小田井涼平夫妻が、伊藤ハムのYouTubeチャンネルで配信されている料理番組『ふたりでハムハム』(毎週土曜19:00配信)の収録に参加した。
自宅では小田井がキッチンに立つことはなく、LiLiCoの専用スペースとなっているそうだが、今回はLiLiCoのマシンガントークの間を見計らって小田井がおやじギャグを放つなど、おしどり夫婦として知られる2人だけあって仲睦まじい様子で共同作業。これをきっかけに、今後は家でも一緒に料理することになるのかと思いきや――。
■「愛してるから結婚しましたからね(笑)」
――おふたりで料理をされている姿を拝見して、改めておしどり夫婦ぶりが伺えました。
LiLiCo:本当に? (小田井は)何も聞いてないときがよくあるんですよ。「前にそれ言ったよ!」ってことがものすごくあるので、今日は見ている人にちゃんと作り方が伝わってるのか不安です。
――今日は家での雰囲気と同じでしたか?
LiLiCo:全然違います!
小田井:俺は感覚的には何も変わらなかったんだけどなぁ。こんな感じですよ。うちの奥さん、ほっといたらようしゃべるから、僕は本当に一言もしゃべらなくてもいいくらい(笑)
LiLiCo:私も、(小田井が)すごくしゃべるから無口なんですよ。
小田井:絶対無口ちゃうよ! めっちゃしゃべってるって(笑)
LiLiCo:たまに帰ってきたときに、すごい関西弁が出てる日があるんですよ。「どうしたの?」って聞きたくなっちゃうくらい。
小田井:事務所とかスタッフが関西の人が多いから、それを持って帰ってきちゃうんですよね。トークイベントとかあるとずっと関西弁でしゃべってるので、そのテンションのままになることもあります。
――今回の収録中も会話が止まらなかったので、おふたりの仲の良さが伝わってきました。
LiLiCo:愛してるから結婚しましたからね(笑)。でも、今日やってみて、純烈の雰囲気が何か分かりました。私は1人だから絶対に(トークの)間に入ってこられることがないけど、純烈はみんなワーッてずっとしゃべってるから、私が「。」まで話し終える前に、この人がしゃべりだしちゃうんですよ。でも、今回の番組は情報として発信しないといけないから、ちゃんと「。」までしゃべらせてくれって(笑)
小田井:不徳の致すところで…。
LiLiCo:こういうことを今ここで言わないと、家に帰ってすっごいケンカすると思うので(笑)
■「本当にパーフェクトな奥さんなので」
――仲の良さの秘けつは、何でしょうか?
LiLiCo:私は今日こういう機会があったから、すっごく楽しく一緒に料理できたけど、だからといって「今日から家で料理してください」って言うつもりはないです。そういうのは期待しないですし、全然やってもらわなくていいんです。今日は今日で楽しかったから、こういうときに取っておくのも大事かなと思って。だから別に、毎日料理をしてもらいたいとは全く思わないんです。
――あんまり「あれやって」「これやって」と小田井さんにリクエストされないんですね。
LiLiCo:特に何もしてほしくないんですよ(笑)。私が脚を骨折したとき、買い物に行くのに何回も松葉杖で往復しなきゃいけないので一緒に行ってほしかったけど、結局数カ月の間に1回だけだったし。まあこういう人なんだなっていうのはもう分かってるので、水を持って帰るのが重けりゃ通販で買おうとか、自分で解決法を見つけるんです。
――そうすると、意見がぶつかることもないんですね。
LiLiCo:そうですね。いつも髪の毛セットするのに、私は10分なのに(小田井は)ヘアスプレーでプシュプシュやってるから50分くらいかかるんです。前は「長いよー」とかツッコんだりしてたんですけど、この時間だけは自分と向き合えるのかなと思って、言わなくなりました。でも、この数日間ちょっと態度が悪かったので、それはすぐに言ったけどね。「一緒に共演するんだから、態度改めたほうがいいよ!」って。
小田井:別に態度悪くないって(笑)
LiLiCo:「うんうん」みたいな感じで、ちょっと返事が悪いと思ったんですよ。疲れてるのも分かるんですけど、「何か楽しいことあった?」って聞いても「楽しいこと? うーん」ってなると、「いやなんか絞り出せよ!」って思うじゃないですか。ケンカしたときも、何を言ったらいいのか分かんないらしいから、結局自分が悪くなくても私から話せばいいんだと思うようになりました。
小田井:本音言ったら、俺から言うことないんですよ(笑)。本当にパーフェクトな奥さんなので、僕が何か言うと全部自分に返ってくるから、何も言いたくないんです(笑)
LiLiCo:完璧な奥さんでも何でもなくて、仕事をしてる中で家事もできないことがあるんですよ。片付けとか掃除機かけられないときも結構あるんですけど、(小田井が)すごいのは「汚いなあ」とか一度も言われたことがないんです。そこは分かってくれてると思うんですよね。
小田井:そんなこと言ったら、もうエラいことになるから(笑)