「マーベル・コミック」と双璧をなす人気のアメリカンコミック「DCコミックス」。スーパーマンと並び、その「DCコミックス」を代表するスーパーヒーローがバットマンです。

バットマン単体でも数々の作品が製作され、単なるヒーロー映画にとどまらない評価を得ています。また近年では「DCコミックス」の複数のヒーローを同一の世界観のもとに集結させた「DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)」のヒーローチーム、「ジャスティス・リーグ」の主要メンバーとしても存在感を示しています。

さて、そんな八面六臂の活躍を見せるバットマンですが、数ある作品の中でもっとも人気があるのはいったいどの作品なのでしょうか。今回はマイナビニュース男女会員503人にアンケートを実施し、『もっとも好きな映画「バットマン」シリーズの作品』とその理由を聞いてみました。

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Q.映画『バットマン』シリーズを視聴したことはありますか?

「はい」(55.9%)
「いいえ」(44.1%)

調査の結果、マイナビニュース会員で映画「バットマン」シリーズを視聴したことがある人は55.9%と、およそ半分強の人が視聴経験があることがわかりました。そして、「バットマン」シリーズを見たことのあるマイナビニュース会員に厳選してもらった「もっとも好きな映画『バットマン』シリーズの作品」のランキングは、以下の通りとなっています。

「バットマン」シリーズの評価ランキング

1位『ダークナイト』(2008年公開/25.6%)
2位『バットマン』(1989年公開/22.7%)
3位『バットマン リターンズ』(1992年公開/11.4%)
4位『バットマン ビギンズ』(2005年公開/7.0%)
5位『ダークナイト ライジング』(2012年公開/5.9%)
6位『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年公開/5.5%)
6位『ジャスティス・リーグ』(2017年公開/5.5%)
8位『バットマン オリジナル・ムービー』(1966年公開/4.8%)
9位『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』(1997年公開/4.4%)
10位『バットマン フォーエヴァー』(1995年公開/3.3%)
11位『バットマン&ロビン』(1949年公開/2.2%)
12位『バットマン』(1943年公開/1.8%)

続いて、その作品がよかったと感じた理由を作品ごとに紹介していきましょう。

1位『ダークナイト』

クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト・トリロジー」の第2作。ゴッサム・シティで、マフィアの資金を管理する銀行が襲撃される。首謀者は白塗りのメイクをしたジョーカーと名乗る男だった。ジョーカーは奇抜な言動とトリックで、バットマンらを翻弄していく。

出演/クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、ゲイリー・オールドマン、アーロン・エッカート
監督/クリストファー・ノーラン
公開年/2008年

・「シリーズ作で一番最初に観て、このシリーズに引き込んでくれた作品」(41歳男性/教育/公共サービス関連)
・「勧善懲悪な作品でなく、何が悪かを考えさせられる作品だった」(48歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「勧善懲悪のヒーローの活躍ではなく、葛藤する様を描いていておもしろかった」(53歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ジョーカーの異常さとバットマンとの心理戦がおもしろかった」(31歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ジョーカー役のヒース・レジャーの演技がすごくよかった」(59歳男性/サービス/技能工・運輸・設備関連)
・「何と言ってもジョーカーが魅力的。悪役だが存在感があり、ストーリーのいい盛り上げ役になっている」(41歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「マフィアを巻き込んだジョーカーとバットマンの、壮大なスケールの戦いに息をのみました」(41歳男性/食品/営業関連)
・「『ダークナイト』はバットマン役の俳優さんが私の好きな方だったし、亡くなってしまったけどジョーカー役の方も好きでした。監督も好きな方で、好き好き好きのオンパレード。しかも素晴らしい出来! 夢中になって観ましたね」(47歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「武器は使うけれど、人は殺さないというイメージがあります。シリーズの中でも富豪の御曹司の正義感が強く表現されている作品であり、ダークヒーローとも思われるバットマンは本当に必要なヒーローなのかな、とも思いました。もちろん、ジョーカーのようなサイコパスに対峙するためには、相応の覚悟と武器は使いこなせなければならないと思いますが、けがをしながら瀕死の状態になりながらでも、悪と対峙する意味はバットマンにとって何なのか考えさせられる映画です」(59歳男性/教育/事務・企画・経営関連)
・「今までのバットマンのイメージを一新した作品で、新鮮だった」(64歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

2位『バットマン』

1966年の旧テレビシリーズ映画版以来、33年ぶりとなった映画化作品。悪徳が支配する犯罪都市ゴッサム・シティで、犯罪者たちが「バットマン」と名乗るコウモリのような怪人に襲われる事件が発生する。街の悪党・ジャックはバットマンとの対決で瀕死の重傷を負い、やがてジョーカーとして復活を遂げる。

出演/マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン、キム・ベイシンガー、ロバート・ウール、マイケル・ガフ
監督/ティム・バートン
公開年/1989年

・「初めて観たバットマンの映画だったのでおもしろかった」(59歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「シリーズの中で最初に観た。ストーリーが衝撃的だった」(59歳女性/化粧品・医薬品/その他技術職)
・「子どもの頃に流行っていたから観ただけの話なので、正直細かくは覚えてない。おもしろかったという印象が残ってる」(42歳男性/食品/販売・サービス関連)
・「マイナーなイメージのある作品だと思うが、迫力がありよかったと思う」(62歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「名前は知っていたが、映画として観たのは初めての作品だったので、内容の良し悪しというよりも『印象に残っている』作品です」(46歳男性/システムインテグレータ/その他・専業主婦等)
・「マイケル・キートンの第1作で、ジョーカーの誕生秘密が明らかになるなど、一番印象深いです」(61歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「TVシリーズで見ていたものを、久方ぶりに1989年にマイケル・キートン主演で、懐かしさもあり映画館で観ました。その時の映画の中の架空都市ゴッサム・シティのダークな作り込みに引き込まれ、混沌とした状況におもしろさを感じました。この映画から定期的に作られていくので、記念碑的作品と思っているからです」(58歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ジャック・ニコルソンのジョーカーが最高です」(48歳男性/専門店/販売・サービス関連)

3位『バットマン リターンズ』

その異形の風貌により親に捨てられた過去を持つ怪人・ペンギンは、ゴッサム・シティの実力者の協力を得て、街の支配を目論んでいた。その企みに気付き、陰謀を阻止するために奔走するバットマンだったが、彼の前に猫の魔力を身につけた新たな敵・キャットウーマンが現れる。

出演/マイケル・キートン、ミシェル・ファイファー、ダニー・デヴィート、クリストファー・ウォーケン、マイケル・ガフ
監督/ティム・バートン
公開年/1992年

・「ストーリーがおもしろくて感動しました!」(49歳男性/フィットネスクラブ/事務・企画・経営関連)
・「暗く、陰鬱でよかった」(56歳男性/その他/専門サービス関連)
・「子どもの頃、アニメで見ていたバットマンだが、迫力が違った」(56歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「バットマンカーが好きだから」(53歳男性/総合電機/事務・企画・経営関連)
・「キャットウーマンやペンギンの描写というか、役柄の造形がおもしろい」(62歳男性/その他/クリエイティブ関連)

4位『バットマン ビギンズ』

クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト・トリロジー」の第1作。ゴッサム・シティの大富豪ブルース・ウェインがいかにしてバットマンとなっていったかを描く。少年時代に暴漢に両親を殺され、復讐に燃えるブルース。だが、司法と結託する犯罪者の前では自分が無力であることを悟り、悪と対峙する方法を求め世界中をさまよう。

出演/クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、渡辺謙、ゲイリー・オールドマン
監督/クリストファー・ノーラン
公開年/2005年

・「アクションだけでなく、ストーリーもよかった」(39歳女性/アウトソーシング/営業関連)
・「バットマンになるきっかけを知ることができたのと、映像が美しくよかったです」(43歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「バットマンの歴史や世界観がよく表現されていた」(59歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)

5位『ダークナイト ライジング』

「ダークナイト・トリロジー」の最終作。前作の物語より8年、警察の権限が強化されたゴッサム・シティでは組織犯罪が壊滅していた。無実の罪に問われたバットマンは姿を消し、ブルース自身も隠遁生活を送っていた。そこへゴッサムの破滅を目論む凶悪な犯罪者・ベインが現れ、ブルースはバットマンの復活を決意する。

出演/クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ
監督/クリストファー・ノーラン
公開年/2012年

・「アクションシーンが派手でかっこよかった」(22歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「シリーズの中で一番迫力があった」(49歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ストーリーはやや難解だったが、3部作の最終作にふさわしい作品だと感じた」(31歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)

6位『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』

DCコミックスの複数のヒーローが競演する「DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)」の第2作。強大な敵を倒し、地球の危機を救ったスーパーマンだが、同時にその戦いによって膨大な被害が生じ、多くの人命が奪われた。ウェイン社の社員を失ったブルース・ウェインは、スーパーマンの絶大なパワーを危険視し始める。

出演/ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ジェシー・アイゼンバーグ、ダイアン・レイン
監督/ザック・スナイダー
公開年/2016年

・「バットマンとスーパーマンの2大ヒーローが超よかったし、キャストがよかった」(40歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「バットマンがスーパーマンと戦う、無謀とも思える挑戦がおもしろかった」(46歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「バットマンとスーパーマンの夢の共演!! しかもバットマンとスーパーマンが戦うなんてっ!! なかなか観どころのある作品でしたね~」(48歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

6位『ジャスティス・リーグ』

前作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の続編であり、DCEUの第5作。DCの2大ヒーローであるバットマンとスーパーマンに加え、ワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグからなるヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」の活躍を描く。

出演/ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、ガル・ガドット、エズラ・ミラー、ジェイソン・モモア、レイ・フィッシャー
監督/ザック・スナイダー
公開年/2017年

・「映像がきれいで、迫力がありました」(51歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「いろいろなヒーローが出てきて見ごたえがあった」(44歳男性/サービス/その他技術職)

8位『バットマン オリジナル・ムービー』

TVドラマシリーズ「怪鳥人間バットマン」の劇場版映画。バットマンおよびDCコミックスキャラクター初の長編映画作品となる。かつてゴッサムで悪の限りを尽くしてきた犯罪者たち、ジョーカー、ペンギン、ミス・キャット(キャットウーマン)、ナゾラー(リドラー)の4人が同盟を組み、宿敵バットマンに宣戦布告する。

出演/アダム・ウェスト、バート・ウォード、バージェス・メレディス、シーザー・ロメロ、リー・メリウェザー
監督/レスリー・H・マーティンソン
公開年/1966年

・「白黒でもかっこよい映画でした。ヒーローではないのですが、憧れました」(33歳男性/教育/専門職関連)

9位『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』

バットマンとロビンのバットマン・ファミリーに新たにバットガールが加わり、すべてを凍らせるMr.フリーズや植物の毒を操る美女ポイズン・アイビー、改造戦士ベインを迎え撃つ。バットマン役のジョージ・クルーニーのほか、ヴィランであるMr.フリーズをアーノルド・シュワルツェネッガーが演じたことでも話題となった。

出演/ジョージ・クルーニー、クリス・オドネル、アリシア・シルヴァーストーン、ユマ・サーマン、アーノルド・シュワルツェネッガー
監督/ジョエル・シュマッカー
公開年/1997年

・「シュワちゃんの悪役ぶりが笑えておもしろかった」(61歳男性/フードビジネス/IT関連技術職)
・「アリシア・シルヴァーストーンが出演していて、可愛かったです」(46歳女性/教育/専門サービス関連)

10位『バットマン フォーエヴァー』

新たなバットマン役にヴァル・キルマー、バットマンの名バディであるロビン役としてクリス・オドネルを起用。バットマンに恨みを抱くトゥーフェイスや、なぞなぞ好きの怪人リドラーといった強敵に、二人は抜群のコンビネーションで立ち向かう。

出演/ヴァル・キルマー、トミー・リー・ジョーンズ、ジム・キャリー、ニコール・キッドマン、クリス・オドネル
監督/ジョエル・シュマッカー
公開年/1995年

・「アメリカンヒーローそのもの」(49歳男性/医療・福祉・介護サービス/その他・専業主婦等)
・「SFの先がけ感がよい」(57歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)

11位『バットマン&ロビン』

10分から20分ほどの短編映画が約15本で完結する連続活劇。前作『バットマン』に続く第2弾として製作された。全15章からなり、神出鬼没の怪人ウィザードにバットマンとロビンのコンビが挑んでいく。

出演/ロバート・ロウリー、ジョニー・ダンカン、ジェーン・アダムス、ライル・タルボット
監督/スペンサー・ゴードン・ベネット
公開年/1949年

・「試しに古いのをレンタルして観たが、ロビンがサメにお尻を噛られたりして、笑えた」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)

12位『バットマン』

「連続活劇」のバットマン映画第1弾。第二次世界大戦下の1943年の製作であり、バットマンがアメリカ政府のエージェントとして、日本のエージェントと戦うというストーリー。日本人のヴィラン、ドクター・ダカは本作品オリジナルのキャラクターとなっている。

出演/ルイス・ウィルソン、ダグラス・クロフト、J・キャロル・ネイシュ、シャーリー・パターソン、ウィリアム・オースティン
監督/ランバート・ヒルヤー
公開年/1943年

・「今より昔からの方が、なんかいい」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)

映画「バットマン」シリーズにおける時系列と公開順について

映画「バットマン」シリーズは、製作された年代によってその作風が大きく異なります。ですので、初めて見る方は、どの作品から見ればいいか迷ってしまうかもしれません。

まず、作品の公開の順番を整理しておきましょう。

公開順

  • 『バットマン』(1943)
  • 『バットマン&ロビン』(1949)
  • 『バットマン オリジナル・ムービー』(1966)
  • 『バットマン』(1989)
  • 『バットマン リターンズ』(1992)
  • 『バットマン フォーエヴァー』(1995)
  • 『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』(1997)
  • 『バットマン ビギンズ』(2005)
  • 『ダークナイト』(2008)
  • 『ダークナイト ライジング』(2012)
  • 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)
  • 『ジャスティス・リーグ』(2017)

【連続活劇編】

上記のうち、1940年代の2作品は「連続活劇(serial)」と呼ばれる形式の、15本ほどの短編映画を集めて1本の映画としたもの。続く1966年の『バットマン オリジナル・ムービー』は、当時人気があったTVシリーズの劇場版であり、元々はTVドラマを売り込むために先行して製作された作品です。ちなみに『バットマン オリジナル・ムービー』はビデオ化の際のタイトルで、公開時の題名は『バットマン』となります。

これらはいずれも、現代の一般的な劇場公開映画とはかなり趣が異なるクラシカルな作品であり、歴史的な意義や懐古的な部分に興味を持って見るのでなければ、現代の感覚からはあまりおもしろく感じられないかもしれません。

【シリーズブレイク編】

1989年から1997年にかけての4本は、現在でも多くのファンがいる、バットマン映画が本格的にブレイクした作品。前半の2作品はティム・バートン、後半2作品はジョエル・シュマッカーが監督しています。

特に現在まで続くバットマン映画の礎を築いたティム・バートン監督の初作『バットマン』は、ジョーカー役のジャック・ニコルソンの怪演や、バットマンが駆使するバットモービルなどのガジェット群などで人気を博しました。

【ダークナイト編】

2005年からの3作品はクリストファー・ノーラン監督による、いわゆる「ダークナイト・トリロジー」。勧善懲悪という単純な図式では語りきれない深遠で複雑なストーリーやダークな世界観、陰影に富んだキャラクター造形や優れた演出・美術・撮影などで、単なるヒーローもの映画を超えた高い評価を得ました。

なかでも第2作の『ダークナイト』は、バットマン以上の輝きを放ったヴィラン=ジョーカーの存在感と、そのジョーカーを演じたヒース・レジャーの悲劇的な死によって強い印象を残しました。レジャーは死後、本作で第81回アカデミー賞で助演男優賞を受賞。興行収入は、公開時には全米歴代2位、世界歴代4位を記録しています。

【ジャスティス・リーグ編】

2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と2017年の『ジャスティス・リーグ』は、バットマンとスーパーマンを主軸とするヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」の活躍を描く作品。DCコミックスの複数のヒーローが共演する「DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)」の一環で、監督はいずれもザック・スナイダーが務めています。

時系列

上述のように、バットマンは作品ごとに時代背景や世界観の設定などが異なることもあり、必ずしも公開順と時系列がリンクしていません。

映画「バットマン」シリーズを観る順番は?

初心者が映画「バットマン」シリーズを見る際は、上記の「シリーズブレイク編」「ダークナイト編」「ジャスティス・リーグ編」という3つの作品群の中から、自分の好みの監督や俳優、お気に入りのヴィラン、興味を惹かれる世界観やストーリーを参考にするのがいいでしょう。

いずれもエンターテインメント性が高い作品ですので単体で視聴しても楽しめますが、できればそれぞれの第1作を見て、そのあとは時系列で追っていくのがおすすめです。特に「ダークナイト・トリロジー」では物語の連続性が強く意識されていますので、順番に見るのがベターでしょう。

わかりやすさを考えると、2005年のクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト・トリロジー」をまず観てから、ザック・スナイダー監督の「DCEU」シリーズを観れば、近年のアメコミ・ヒーロー映画の作品の流れがよくとらえられます。その後、1989年からのティム・バートン2作、1995年からのジョエル・シュマッカー2作を観てみてもよいでしょう。

そして『ジャスティス・リーグ』を鑑賞するのであれば、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の前日譚としての第1作『マン・オブ・スティール』(2013年)も押さえておきたいところ。こちらはバットマンではなくスーパーマンの映画ですが、「ジャスティス・リーグ」結成のきっかけとなるエピソードが語られていて、のちのバットマンの登場を踏まえた演出も見られます。

どうしても「迷ってしまう」という人は、今回のアンケートで判明した人気作品順に見てみるのもいいかもしれません。あるいは、バットマンのシリーズの屈指の人気ヴィランであるジョーカーにスポットを当てた、ホアキン・フェニックスの名演が光る『ジョーカー』(2019年)や、ドラマシリーズ「GOTHAM/ゴッサム」(2014~2019年)に寄り道してみてもよいでしょう。

シーズン5まで製作されたドラマシリーズ「GOTHAM/ゴッサム」は若き日のゴッサム市警ジェームズ・ゴードン刑事と少年期のブルース・ウェインの葛藤が描かれています。ペンギンやリドラーら、数々のヴィランも登場し、バットマンファンにはうれしいドラマです。また2022年には、DCEUシリーズに属さない、ブルース・ウェインの若き日の姿を描く『ザ・バットマン』の公開も予定されています。

映画やドラマにますます大きな広がりを予感させるバットマン・ワールド。今回は、そんな稀代のスーパーヒーローへの期待や愛がわかる調査結果となりました。

調査時期: 2021年7月19日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計503人(男性: 368人、女性: 135人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート