劇団EXILEの鈴木伸之が12日、都内で行われたドラマ『JAM -the drama-』/劇団 EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル-』制作発表会見に出席した。

  • 鈴木伸之

ドラマ『JAM -the drama-』は、劇団EXILE総出演となった映画『jam』(2018年)の世界観をそのままに、引き続きSABU監督がメガホンをとって紡ぐ新たな物語。鈴木は同作でギターの弾き語りに初挑戦しており、ソロで楽曲「君のすべてに僕はなる」をリリースする。

鈴木は「緊張したし、ギターすごく難しかった。撮影中ほぼ休憩時間はずっと練習していた。今でもちょこちょこ練習している」といい、楽曲については「すっごくいい曲。歌詞はSABU監督が書いてくれたのですが、音源の段階で『この曲がいいな』って思った。すてきな曲に仕上げてもらいました。真っ直ぐな曲なので、歌っていて気持ちがいい」と紹介した。

また、青柳翔は劇中で歌手の八代亜紀と初デュエットを実現しているほか、カメオ出演している歌謡コーラスグループ・純烈とコラボ楽曲「今夜 涙じゃ帰れない」を9月にリリースする。記者から純烈とともに年末の『NHK紅白歌合戦』への出場について聞かれると、青柳は「可能性としては限りなく低いですけどそのくらい盛り上がっていきたい」と語った。

今秋には『JAM』のキャラクターたちがドラマの姿でパフォーマンスを行うエンタメショー『JAM -ザ・リサイタル-』の開催も決定した。劇団EXILE総出演となる舞台は昨年9月に上演された『勇者のために鐘は鳴る』以来となる。

鈴木は、八木将康の演出について多数のアイデアを持っているようで、「一つはおにぎりの被り物を終始被ってもらう。もう一つは全身黒タイツ、面白パートがあってもいいと思う。あとはクジャクのように広がる衣装で登場してもらうのもいいし、ラップにも挑戦してほしい。将康さんに一肌脱いでもらいたい」と盛りだくさん。八木は「全部やることになりそう…」と苦笑しつつも、「僕が出ることによって少しでも皆さんの休憩時間が作れれば。なんでもやります!基本的にNGないので!」とノリノリだった。

また、町田啓太が『JAM -ザ・リサイタル-』について「リサイタルを見てからでも『JAM』の世界観に入ってもらえるように作りたい。僕は何をするのか、一人でぞわぞわしている。SABUさんと話したら『飛んだらいいのでは?』と言われたので、今回は八木ではなくて僕が飛ぶかも。クジャクを抱えて僕が飛んでいる可能性ある(笑)。ぜひ楽しみにして」と呼びかけ。鈴木も「町田くんの分(の演出も)考えておくので!」とニンマリだった。

会見には秋山真太郎、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、SABU監督も参加した。ドラマ『JAM -the drama-』はABEMAにて8月26日22時にスタート。毎週木曜更新で、全8話。『JAM -ザ・リサイタル-』は10月中旬より宮城公演を皮切りに全国を巡る予定で、上演スケジュールの詳細は後日発表される。