牛丼チェーン店でおなじみの吉野家が期間限定で発売した「黒毛和牛重」を早速食べてきたので食レポしていこう!
知る人ぞ知る、吉野家の「黒毛和牛重」
「黒毛和牛重」(1,410円)は、特製たれで焼き上げた黒毛和牛を"大盛"のごはんに盛り付けたお重と、キムチ、みそ汁がセットになった一品。生肉の状態で110g分もの黒毛和牛が使用された、超絶贅沢な商品になっている。
吉野家は過去に、黒毛和牛を使った限定商品「牛重」を、永田町一丁目店と羽田空港第3ターミナル店のみで販売していたという。しかしコロナ禍の影響から羽田空港第3ターミナル店での販売を休止。その後、永田町一丁目店では2021年5月に「牛重」をブラッシュアップし、より和牛のうまみを堪能できる『黒毛和牛重』の提供を開始したのだという。
そして今回、「一部の店舗でも、数量限定でもいいので、牛重を食べたい」といった要望に応えるべく、全国にて数量限定で発売のだそう。価格についても、永田一丁目店における通常販売価格1,527円よりも約100円リーズナブルになっているとのこと。
いざ、実食!
「黒毛和牛重」で使用されるお肉は、注文ごとに生の状態の肉に塩胡椒を振るいかけ、フライパンで特製たれと共にさっと両面を焼き付けているという。そのためか、商品が届くまでに感じる香りさえ、すでに美味しい。
お重にみっちりと敷かれた牛重は、視覚からも食欲をそそるビジュアルとなっている。使用されているのは4mmにスライスされた黒毛和牛の肩ロース。赤身と脂のバランスが丁度よくなるよう、A3~A5ランクの黒毛和牛を合わせて使用しているんだとか。
お肉を噛んだ瞬間に、肉汁と牛肉の旨みがじゅわり。
脂の甘みと肉の美味しさを堪能できる、とにかくたまらない美味しさがになっていた。肉厚にカットされているからこその食べごたえは贅沢で、コスパを感じざるを得ない。
特製だれは生姜やにんにく、醤油で仕上げられており、ジューシーなお肉とも相性抜群。しっかりとした味付けでありながら、生姜のスッキリ感が効いているのか、重たくなりすぎないのも美味しさのポイントだ。
薄切りにカットされた白髪ねぎも良いアクセントとなり、どんどん食べ進めてしまう美味しさとなっている。大盛りでなくてはきっとごはんが足りなかった、そう思わせる食べごたえに大満足。
セットで添えられたキムチは、辛みが強すぎない、甘めな仕上がりになっている。そのため、箸休めにそのまま食べるもよし、お肉と一緒に掻っ込むもよしといった味わいだ。
ごはんと牛肉、キムチで食べるとスッキリした味わいになるため、さらに箸が進んでしまう。大きめのお肉にキムチをたっぷり挟んで食べるのもかなり美味しい。
途中でお味噌汁をのんでホッと一息ついてみたり、たれの絡んだごはんとキムチを合わせてみたり。さまざまな美味しさを楽しんでいたらあっという間の完食。価格に負けない美味しさを堪能することができた。
「黒毛和牛重」は一部店舗を除く全国の吉野家にて期間限定で購入可能。店内では1,419円、テイクアウトでは1,393円、LINE経由のテイクアウトでは1,323円となっている。売れ行き次第ではすぐに完売する可能性もあるため、気になる人は早めに訪れてみてはいかがだろうか。