女優の本田翼が出演する、ソフトバンク「LINEMO(ラインモ)」の新CM「ラインモだモン・新プラン」編(15秒)がきょう11日から全国で放送される。

  • 新CM「ラインモだモン・新プラン」編より本田翼

イメージキャラクターを務める本田が「モモンキー」とともに出演するCMシリーズの最新作。今回はおなじみとなったメロディをバックに、カラフルな長い廊下をゴールに向かって全力疾走する姿を描く。廊下のセットはおよそ28m。並走するモモンキーに「大丈夫?」と声をかけて気遣いつつ、モニターで自らのアクションを入念にチェックしていた本田。最終的なOKが出るまで、全25本、合計約700メートルの距離を全力で駆け抜けた。

監督から「じゃあ次は、大人っぽいバージョンを」と演技のバリエーションを求められると「大人っぽいやつか」とつぶやき、走行中に髪をかきあげる仕草を入れるというアドリブのアクションを披露した本田。監督に「さすがです! プロの技を見ました!」と絶賛され、「プロじゃないんです、プロじゃないんですよ」と照れ笑いを浮かべていた。

本作品のグラフィック広告を担当したのは、半世紀以上にわたって写真界の第一線を走り続ける写真家の篠山紀信氏。篠山氏との撮影は初めてということで緊張気味にあいさつする本田に、篠山氏は「大丈夫。違う人みたいに撮影するから(笑)」と冗談交じりにコメント。「この表情、いいよね」「ほら、かわいいでしょ」と写真を1つひとつ見せるなど、気さくなコミュニケーションでリードする篠山氏に本田も自然と引き込まれ、お互いに楽しみながらの撮影となった。

自称“運動神経がよくない”本田は今回の全力疾走に「運動神経が悪い人にとって運動するのはすごく難しいことでして、たぶん普通の方が走るより、2倍疲れるのではないかと」と話しながらも「自分の走り方をモニターで見て、もうちょっとこうしようとか、芯が一本通ってるような感じにしようとか、反省を繰り返しながら臨んだんですけど、自分の走り方を勉強する機会になりました」とコメント。

また夏の思い出については「中学の時の友達とフェスに行ったことですかね」と挙げ、「小学校の時から毎朝一緒に学校に行っていた子なんですけど、その子と毎年、ちょっと都内から離れた場所のフェスに一緒に行ってました。1年の中で唯一の自分のイベントといいますか、あまり人と行動するのも好きじゃないですし、外も嫌いなんですけど、それだけは楽しみにしているアウトドアのアクティブなことですね。それが今はできないですけど、夏の思い出はそのぐらいです。基本、暑いのが苦手なんですよ(笑)」と語った。