7月30日からWOWOWでスタートするWOWOWオリジナルドラマ『演じ屋』(毎週金曜 23:30~全6話※第1話は無料放送)の完成報告会見が27日、都内で行われ、奈緒、磯村勇斗、加藤柚凪、野口照夫監督が出席した。

  • 左から野口照夫監督、奈緒、磯村勇斗、加藤柚凪

    左から野口照夫監督、奈緒、磯村勇斗、加藤柚凪

初共演を果たした奈緒と磯村勇斗がダブル主演を務めた同ドラマは、結婚式前日に痴漢の冤罪で仕事も婚約者も失ったトモキ(磯村勇斗)が、自分を痴漢の冤罪に追い込んだ犯人たちに復しゅうするために客から依頼された役になりきる"演じ屋"のアイカ(奈緒)を雇う、というストーリー。

脚本と監督を務める野口照夫が2000年代初頭にインディーズ作品として制作した『演じ屋』だが、2019年公開の映画『演じ屋 reDESIGN』にも出演した奈緒がアイカ役に。「私にとって『演じ屋』は帰る場所だと思っていましたが、帰る場所ではなくて一緒に進んで行きたい大切な作品だと改めて思いました。どこまで『演じ屋』が広がっていくのか楽しみにしているので、是非皆さんと行けるところまで進んで行きたいと思います」とアピール。周囲の反応も上々のようで、「『演じ屋』は元々のファンの方が多い作品なので少し不安もありましたが、元々のファンの方からも良いというお声をいただいたのでホッとしたしうれしかったです」と安堵した表情を見せた。

奈緒とダブル主演を務めた磯村は「奈緒さんの笑顔が現場を救っていたと思います。明るいんですよね」と褒めながら、「僕も1、2話を観させていただきましたが、すごく面白かったです。内容も人間の暗い部分をしっかり描いていたので、見応えがありました」と自信をのぞかせた。

ゲストとして出演したキャスト陣の豪華な点も同ドラマの見どころ。磯村は「3~4話でメインになってくる田中俊介さんはものすごく素敵な俳優さんだと思いました。かなり嫌な男性を演じているんですが、本当に腹が立ってくるんですよ(笑)。でもオフの時に話すと優しいお兄さんで素敵な俳優さんだと思いましたね」と田中俊介が印象に残ったという。一方の奈緒は田中や母がファンだという純烈の白川裕二郎と同時に島崎遥香の名前をあげて、「推しというか、AKB48の中で一番好きでずっと恥ずかしくて現場で言えなかったんです。帰りに『ずっと好きでした』と言ったら『超嬉しいです!』と喜んでくれて神対応をいただきました(笑)」と嬉しそうだった。