夫婦といえども、もとは他人同士。共同生活を送っていると、相手の行動にイラッとしたり腹が立ったりすることもあるものです。

パートナーに対する意外な注意の仕方をシェアした、田口ナツミ(@NatsuTagu)さんのツイートが大きな反響を呼んでいます。

夫への角が立たない注意の方法を考えたら、こうなりました。(@NatsuTaguより引用)

  • (@NatsuTaguより引用)

アイドルのコンサートでは、「指さして」「ピースして!」といったメッセージを書いたうちわを掲げ、リアクション、いわゆるファンサービスをもらう習慣もあります。アイドルに向けて使うこのうちわですが、田口さんが夫に向けて書いたメッセージは「靴下ひろげて」。

この投稿に、「素敵すぎる!!!!!」「面白いです! 愛がこもってますね」「こんな奥さん最高やん……」「これ色んなことに応用できそう(笑)」「推しを育てるスタイル」という称賛の声がずらり。

「我が家は\洗濯カゴにいれて/にしたいです!!笑」「裏面は『自分で洗え』って書いてイラついてる時に使うかも」「俺が夫だったら『お前がやれ』ってうちわ作って置いとく」など、「自分ならこんなメッセ―ジにしたい!」という意見も。

また、「昨日奥さんに同じ事注意されました笑笑」「そのうちわ、うちにも欲しい」など、同じような状況に困っている家庭が多いこともうかがえます。

「私もこうやって角を立てず注意できるようになりたい」など、パートナーへの注意の仕方を考えさせられた人も多かったようです。

このツイートをした田口ナツミさんに投稿の経緯をうかがいました。

「靴下ひろげて」、投稿者に聞いてみた

――アイドルのコンサートに持って行くような「うちわ」ですが、夫さんの反応はどうでしたか?

靴下を脱ぐ洗面所に貼っておいたのですが、見た瞬間「わ~ごめん~」と謝られました! うちわに関しては笑っていました。

――「うちわ」で伝えることを思いついたきっかけがあれば教えてください。

靴下を丸めて洗濯カゴにいれることに関しては、結婚してすぐに一度注意したのですが、最近丸まった靴下が多いなと思ったので二度目の注意をすることにしました。

ただ、二度目だとこちらも言い方がキツくなるし、言われる方も受け入れにくいのではないかと思い、楽しくて面白い伝え方を考えた結果、うちわになりました。

――多くの方からユーモアがあるとの反応が寄せられていますね。

私と同じように丸まった靴下や、パートナーへの注意の仕方に悩んでいる方が多くおられたことに驚きました。今回のアイデアで少しでも気持ちが楽になってくれる人がいれば嬉しいです。


実は筆者の夫も、田口ナツミさんの夫さんとまったく同じ靴下の脱ぎ方をする人。注意するのも面倒でそのまま洗っていましたが、これを見て「注意してみようかな」という気になりました。

夫婦円満のためには、互いに相手への思いやりが欠かせないことは言うまでもありません。それでも、注意しなければならない場面が出てきたときは、注意の仕方を工夫することでお互いが気持ちよくいられるもの。そうした機転や心の余裕は大切にしたいところです。