第165回芥川賞、直木賞が14日、それぞれ発表され、いずれもW受賞となった。

  • (左から)石沢麻依氏、李琴峰氏 (C)大坪尚人、

芥川賞は、石沢麻依氏『貝に続く場所にて』と、李琴峰氏『彼岸花が咲く島』が受賞。直木賞は、佐藤究氏『テスカトリポカ』、澤田瞳子氏『星落ちて、なお』が受賞した。それぞれ賞金100万円、賞品として時計が贈られる。

芥川賞のその他の候補は、くどうれいん氏『氷柱の声』、高瀬隼子氏『水たまりで息をする』、千葉雅也氏『オーバーヒート』。

直木賞のその他の候補は、一穂ミチ氏『スモールワールズ』、呉勝浩氏『おれたちの歌をうたえ』、砂原浩太朗氏『高瀬庄左衛門御留書』。

  • (左から)佐藤究氏 (C)山口宏之、澤田瞳子氏