ジャガー・ランドローバー・ジャパンはこのほど、フルサイズSUV「DISCOVERY」の2022年モデルの受注を開始した。

  • 2017年以来初のマイナーチェンジ、「DISCOVERY」2022年モデルを受注開始

2022年モデルでは、大幅な改良を施している。エンジンは3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(最高出力221kW/300PS、最大トルク650Nm)と3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリン・エンジン(最高出力265kW/360PS、最大トルク500Nm)の2種類を取りそろえ、ベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(BiSG)とリチウムイオンバッテリーで構成される48VのMHEVを採用した最新のラインアップにしている。

  • エンジン・ラインアップを刷新し、より洗練されたエクステリア・デザインを実現

エクステリアは、LEDヘッドライトやテールライト、フロントグリル、バンパー(フロント/リア)のデザインを変更し、「DISCOVERY」のキャラクターと力強さを際立たせている。

  • フロントグリル、バンパー、LEDヘッドライト、テールライトなどを一新

インテリアも3列目シートを標準装備としたほか、2列目シートの形状、シートクッションの角度や厚みを改善し、7人の乗員が快適に過ごせる空間に改良した。さらに、ダイナミックな外観と洗練された内装を備えたグレード「R-DYNAMIC」を追加している。

  • 3列目シートを標準装備とし、7人の乗員が快適に過ごせる空間に改良

「DISCOVERY」初搭載となる3Dサラウンドカメラをはじめ、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、クリアイグジットモニター、リアコリジョンモニター、リアトラフィックモニターなどのドライバー支援システム、さらに最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」を標準装備する。

「Pivi Pro」に付帯するオンラインパックには、専用の通信データプランを用意しており、施設情報やガソリン価格、マップデータの取得をはじめ、音楽、天気、カレンダーなどのコネクテッドアプリを、スムーズで快適な通信環境下で、データ容量を気にすることなく使用することができる。

さらに、多機能な空気浄化システムをオプションで新たに用意。車外の空気の状況や車内のCO2量をモニタリングし、必要に応じて内気循環を作動させたり、エアコン動作時にマイナスイオンを発生させたり、PM2.5や花粉、バクテリアなどのアレルゲン物質を取り除くフィルターをつけるなど、よりクリーンな環境を提供するという。

メーカー希望小売価格(税込)は、3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(MHEV)搭載モデルが840万円〜1,031万円。3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリン・エンジン(MHEV)搭載モデルは780万円〜978万円。