小田急電鉄が運営する「ロマンスカーミュージアム」は5日、ロマンスカーの魅力を伝える「ロマンスカーキュレーター」をめざす小学生を対象に、こども向け体験イベント「ロマンスカーミュージアムでキュレーターになろう!」を夏休み期間の8月1日から9月5日まで開催すると発表した。

  • 「ロマンスカー検定」イメージ

「キュレーター(curator)」とは、美術館や博物館などで資料・展示物の調査・研究・収集・保管・公開など担当する専門職員を指す言葉。このイベントでは、「ロマンスカーミュージアム」の展示車両の特徴と魅力、小田急電鉄で長年にわたり大切にされてきた「旅のおもてなし」と人々のくらしをささえる「沿線の魅力」を乗務員と一緒に学ぶことで、ロマンスカーの魅力を伝える「ロマンスカーキュレーター」をめざす小学生に向けた体験イベントとなっている。

期間中、小田急電鉄の乗務員とミュージアムの学芸員が考案した「ロマンスカー検定シート」を使用し、ロマンスカーの特徴や車内サービスに関するさまざまな設問に館内の展示を見ながら答える「ロマンスカー検定 ~2021夏~」を毎日開催。全8問の設問にすべて正解すると、「ロマンスカーキュレーター ~2021夏~ 認定うちわ」がプレゼントされる。参加費は無料で、検定シートがなくなり次第、終了となる。

  • 「キュレーターアカデミー」イメージ

毎週木曜日・土曜日には、乗務員と一緒に小田急電鉄の特急車両で初めて展望席が導入されたロマンスカー・NSE(3100形)に乗車し、展望席が誕生した理由や乗務員おすすめスポット、ロマンスカーで大切にされてきた「旅のおもてなし」について学ぶ「キュレーターアカデミー」を各日2回(11時30分から12時まで、13時30分から14時まで)開催。参加費は1,000円(別途入館料が必要)で、各回最大10名となっている。