レトロ可愛いメニューがずらり!「珈琲館」グランドメニューをリニューアル!

レトロな空間にメロウな音楽が流れる魅惑の休息地である喫茶店。せわしない日常のなかで、ついつい安らぎを求め足を踏み入れがちだという人も多いのでは? そんな喫茶店チェーンとして知られる珈琲館が7月1日、グランドメニューを大幅リニューアルしました。

珈琲館は1970年の1号店オープンから創業以来、"一杯のコーヒーに心をこめて。"という経営ポリシーのもと、オーダーを受けてから1杯ずつハンドドリップで淹れるコーヒーを提供してきました。そしてこのたび、より多くの人が楽しめる「理想の喫茶店」を追求し、2015年以来のグランドメニューのリニューアルを実現。全国の『珈琲館』と『珈琲館 蔵』で新たなメニューを楽しめるとのことです。

リニューアルに伴い、同店では約2年間メニュー内容や味わい、見栄えについて研究・試作を重ねたそう。そこで今回は、7月1日より堪能できる新メニューと昔ながらの定番メニューから9品をピックアップしてご紹介していきます。

好みにあわせて選べる3種類のこだわりコーヒー

珈琲館では炭火珈琲やブレンド、ストレートコーヒーなど、来店客が好みで選べるさまざまなコーヒーが販売されています。「アイスコーヒー」と「ブレンド」の2種類だけを販売しているチェーン店なども多いなか、ここまでのこだわりがあるお店はあまり多くありません。本稿では「炭火珈琲」ほか、こだわりのコーヒー3品を飲み比べてみました!

「炭火珈琲」(530円)

「炭火珈琲」は、国産備長炭を使用した炭火焙煎によるボディ缶のあるコク深い味わいが特徴だという一品。マグカップの白色とのコントラストがまぶしい、深い色味とコーヒーの香りがホッと身体を包み込みます。

同商品は[1:まずはそのままひとくち]飲んでから[2:リッチミルクを入れてひとくち]飲み、[3:最後に専用のブラウンシュガーを入れて]味わうと、じっくりとその美味しさを堪能できるのだとか。

ひとくちいただいてすぐに深みのあるコクとしっかりとした苦みを感じる味わい。濃厚とも感じられる仕上がりで、ミルクやブラウンシュガーを入れても味わいが損なわれることはありません。

ゆったりとした時間をともに過ごすには最適なパートナーだと感じます。

「蔭干し珈琲」(530円)

• 「蔭干し珈琲」(530円)

「蔭干し珈琲」は、先ほどいただいた「炭火珈琲」とは打って変わって、軽やかな仕上がりが印象的な一品。口元まで近づけるとふわりとコーヒーの香りを感じられる、香り高い点が魅力のように感じられます。

「完熟珈琲」(530円)

• 「完熟珈琲」(530円)

そして「完熟珈琲」はフルーツティーという言葉がぴったりな一品。コクのなかにさわやかな甘みを感じられるので、スイートな美味しさを楽しみたいときにはこちらの品がおすすめです。

飲み比べてみるとかなり味に違いのあるラインナップ。自分自身の「好きな1杯」を見つけるために、日替わりで異なる品を注文してみるのも珈琲館の楽しみのひとつかもしれません。

コーヒーとあわせても味わい深いフードメニューたち

珈琲館のメニューにはナポリタンやカレーライス、サンドイッチなど、昔ながらの喫茶店で定番のメニューが多く取り揃えられています。つづいては、新たなフードメニューと定番メニューともいえる「ナポリタン」をいただきました。

「珈琲館の特製ナポリタン サラダ付き」(800円)

• 「珈琲館の特製ナポリタン サラダ付き」(800円)

ピーマンにベーコン、たまねぎといった定番の具材が使われた昔ながらのナポリタン。珈琲館のフードメニューは、コーヒーと一緒に食べても美味しく感じられるように味付けや調味料のバランスが調整されているのだそう。ナポリタンに使われている特製ソースも甘めに仕上げられていました。

コーヒーとも美味しく食べられるというのはその通りで、甘みのある仕上がりによって、まるでスイーツとコーヒーのように合うんです。食事途中にコーヒーを飲んでもくどくならない美味しさがあり、大人から子どもまで広い年齢に愛される品だと感じます。

「燻しベーコンのB.L.Tサンド サラダ付き」(790円)

こちらは新メニューとして登場した「燻しベーコンのB.L.Tサンド サラダ付き」。表面をカリっと焼き上げたパンには燻製ベーコンと野菜が挟まれています。

• 横から見るとかなり分厚い!!

ひとくちかじるとフワっと鼻から燻製の香りが抜ける感覚がたまりません。そしてフレッシュなレタスやトマトの酸味との相性は言わずもがな。ボリューム感のある品ですが、あっというまに食べきってしまう美味しさです。

フードメニューは同商品ほか「とろ～り卵の濃厚カルボナーラ サラダ付き」(930円)や「珈琲館のピザトースト」(530円)など、全6品が登場。小腹を満たしたいときでも、がっつり食事を楽しみたいときにもぴったりの品が追加されているので要チェックです。