マイナンバーカードを利用することで、最大2万ポイントがもらえるマイナポイント事業。このお得なマイナポイントは大人だけではなく子供にも付与されますが、大人と子供では取得するポイントの内容によって申請手続きが異なるケースもあります。 そこで本記事では子供の「キャッシュレス決済」「健康保険証としての利用」「公金受取口座登録」に係るポイント申請方法を紹介します。

  • マイナポイントのもらい方がわからない人も多いです

マイナポイントとは

マイナポイントは、マイナンバーカードを持っている人がもらえる全国共通の買い物用ポイントです。期間内に申し込んで期間内に一定額を使った人が対象となります。キャッシュレス決済を通常利用した際に付与されるポイントと同じとイメージするとよいでしょう。

マイナポイント第1弾の内容

マイナポイントサービスの第1弾では、マイナンバーカードの普及やキャッシュレス決済を促進させるため、2021年4月末までにマイナンバーカードの交付申請をした人を対象に上限5,000円相当のマイナポイントが付与されました。

マイナポイント第2弾の内容

2021年12月まで実施されたマイナポイントサービスの第1弾に引き続き、2022年からはマイナポイント第2弾が実施されています。主なサービス内容をみていきましょう。

1.キャッシュレス決済でのチャージもしくは支払いで最大5,000円相当のポイント付与

対象者:マイナンバーカードを取得し、マイナポイント第1弾に申し込んでいない人 / マイナンバーカードをこれから取得する人
申込開始時期:2022年1月1日~
マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
申込期限:2023年2月末まで

2.健康保険証として利用できるようにすると7,500円相当のポイント付与

対象者:マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みをした人
申込開始時期:2022年6月頃
マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
申込期限:2023年2月末まで

3.公的給付金を振り込むための口座情報を登録すると、7,500円相当のポイント付与

対象者:公金受取口座の登録を行った人
申込開始時期:2022年6月頃
マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
申込期限:2023年2月末まで

上記3つのすべての条件を満たすと最大で2万円相当のポイントがもらえることになります。

ただし、1に関しては注意が必要です。2021年12月末までにマイナポイント第1弾に申し込み、上限である5,000円分相当のポイントを付与された方は、1の対象外となります。

2021年12月末までにマイナポイント第1弾に申し込んだものの、まだ20,000円分のチャージや買い物を行っていない(最大5,000円分までポイント付与を受けていない)人は、2022年1月1日以降も引き続き、上限(5,000円相当)までポイントを受け取れます。

子供(子ども)の分のマイナポイントのもらい方

子供の分のマイナポイントを申し込むには、その子供名義のマイナンバーカードを用意する必要があります。年齢制限もないため、0歳の赤ちゃんの分もマイナポイントを申請することが可能です。

ただし、同じキャッシュレスサービスに何人ものマイナポイントをもらうことはできません。「親の分のマイナポイントは親名義のイオンカードに、子供の分は親名義のnanacoカードに付与先を指定」など、それぞれ別の決済サービスを選ばなくてはなりません。

子供(子ども)の分のマイナポイント(キャッシュレス決済申請)のやり方

実際に子供の分のマイナポイントをもらうには、何をすればよいのかをまとめました。まずはキャッシュレス決済による5,000円相当のポイント申請の方法を見ていきましょう。

1.キャッシュレス決済でのチャージもしくは支払いで最大5,000円相当のポイント付与

【1.マイナンバーカードを用意する】

マイナンバーカードは0歳から発行可能です。子供のマイナンバーカードの申請方法自体は原則、大人と同じです。

  • 書類郵送による申請
  • パソコンやスマートフォンからのオンライン申請
  • 証明写真機を使った申請
  • 区役所などでの申請

赤ちゃんや自分でマイナポイントの手続きができない15歳以下の未成年の子供の場合、親(法定代理人)が代理で申請できます。

【2.マイナポイントの申し込みをする】

【3.キャッシュレスサービスを利用する】

【4.ポイント還元を受ける】

上記の4つのステップを終えれば、マイナポイントが付与されます。

子供(子ども)の分のマイナポイント受け取りのために必要なもの

マイナポイントをもらうためには、手続方法(PC・スマートフォン・マイナポイント手続スポット)ごとで準備すべきものが異なります。まずは子供がどの方法で手続きをするかを決め、必要なものを集めましょう。

決済サービスによっては事前に申請が必要なものがあります。そちらも済ませてから手続きに取り掛かりましょう。

  • マイナポイントをもらうために必要なもの

    マイナポイントをもらうためにマイナンバーカードなどを用意しましょう

スマートフォンでの手続きの場合

スマートフォンで手続きする場合、以下のものを用意します。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードのパスワード(暗証番号)
  • マイナンバーカードの読み取りに対応した機種のスマートフォン
  • 「マイナポイントアプリ」のダウンロード
  • 希望する決済サービスのIDとセキュリティコード

ICカードの読み取りに対応した「NFC/おサイフケータイ」機能があるスマートフォンでないとマイナンバーカードの読み取りはできません。iPhoneであれば、iPhone7以降の機種が使用できます。詳しくは、総務省のホームページで確認できます。

マイナポイントアプリはAppleStoreもしくはGooglePlayでダウンロード可能です。また、決済サービスのIDとセキュリティコードはサービスによって異なります。こちらも、自分の希望する決済サービスが決まったら総務省のホームページで確認しましょう。

PCでの手続きの場合

PCで手続きする場合、以下のものを用意します。

  • 申請したマイナンバーカード
  • マイナンバーカードのパスワード(暗証番号)
  • マイナンバーカードの読み取りに対応したICカードリーダライタ
  • マイナポイントの手続きに対応する動作環境のPC
  • 「マイキーID作成・登録準備ソフト」のインストール
  • 希望する決済サービスのIDとセキュリティコード

ICカードリーダライタの代わりに利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト)をスマートフォンにダウンロードし、BluetoothでPCとつないで利用することも可能です。

動作環境は、Microsoft Windows 7以降もしくはmacOS High Sierra(macOS v10.13以上)以降のOSに対応しています。 また、対応ブラウザは以下のとおりです。

  • Internet Explorer11
  • Microsoft Edge(Ver.79以上)
  • Google Chrome(Ver.79以上)
  • Safari(Ver.13以上)

ただし、Microsoft EdgeとGoogle Chromeは拡張機能を追加する必要があります。

マイナポイント手続スポットでの手続きの場合

  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードのパスワード(暗証番号)
  • 希望する決済サービスのIDとセキュリティコード

Suicaはローソンのマルチコピー機から申込手続きができないなど、マルチコピー機やセブン銀行ATMからの申込手続きが行えない決済サービスも存在します。 自分の希望する決済サービスと申込方法が対応しているかも確認しておきましょう。

また、任意ですが電話番号の下4桁を入力します。不安な人はこちらもメモしておくと焦らずにすみます。

マイナポイントをもらうための申し込み・手続き

準備が整い次第、マイナポイントをもらう手続きに移りましょう。以下では、「予約」と「申込」の流れを説明します。

画面の指示に従って操作すれば手続きを進められるようになっているので、わからなくなったら指示をよく読むようにしましょう。

  • マイナポイントをもらうための手続き

    スマートフォンやパソコンからマイナポイントをもらうための手続きができます

マイナポイントをもらうには「予約・申込」が必要

マイナポイントをもらうためには「予約」と「申込」、2つの手続きが必要となります。スマートフォン・PC・手続スポットのどの方法でも、予約の次にそのまま申込手続きに進めるようになっています。一度に両方とも手続きを終わらせられるでしょう。

ただし、楽天ペイを決済サービスとして希望する場合は、申込を楽天ペイアプリ上から行う必要があります。「予約」ができたら手続きを終了し、楽天ペイアプリから申込を行いましょう。

スマートフォンでの手続方法

スマートフォンで予約手続きをする場合は、マイナポイントアプリを起動し、最初に「マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)」をタップしましょう。次に、パスワード(4桁の暗証番号)を入力してマイナンバーカードの上にスマートフォンを置き、マイナンバーカードを読み取らせます。

読み取りには少し時間がかかるため、その間スマートフォンは動かさないようにしましょう。スマートフォンによってICカードを読み取る場所は違いますし、カバーによってはうまく読み取れない場合があります。カバーは外して確実におサイフケータイのマークの上に置くといいでしょう。

マイナンバーカードが読み取れたら、「発行」を選択してマイキーIDを発行し、マイナポイントの予約は終了となります。続いて申込に進みます。もし申込から手続きをする場合は「マイナポイントの申込」を選択しましょう。

最初に、ポイントの付与を希望する決済サービスを検索・選択します。その後画面の指示に従って利用規約などを確認し、決済サービスのIDとセキュリティコードを入力します。最後に、パスワード(暗証番号)の入力とマイナンバーカードの読み取りを行えば完了です。

自分のスマートフォンを利用しての申込であれば、申込完了後の画面において「マイナポータルの利用者登録の申込」と「マイナンバーカード健康保険証利用の申込」も同時に行えます。

PCでの手続方法

PCでの手続方法も、基本的にはスマートフォンを利用した手続きと変わりません。違う点は、アプリの代わりに総務省の「マイナポイント予約・申込サイト」ページで申込むという部分と、スマートフォンの代わりにICカードリーダライタを利用してマイナンバーカードの読み取りを行うという部分です。

スマートフォンのときと同様に決済サービスのIDとセキュリティコードを入力し、手続きを進めましょう。

マイナポイント手続スポットでの手続方法

マイナポイント手続スポットでの手続方法も、基本的にはスマートフォン・PCを利用した手続きと同じです。

家電量販店や市役所内などに設置されている手続きスポットでは「マイナポイント予約・申込サイト」と同様の画面が最初から出ています。

セブン銀行ATMでは、最初に右上にある「マイナンバーカードでの手続き」を選択することでマイナポイントをもらうための手続きが始まります。ローソンマルチコピー機では、「行政サービス」→「マイナポイント」を選択しましょう。

マイナポイントの取得方法

マイナポイントがいつもらえるかのタイミングは、選んだ決済サービスによって違ってきます。即時のものもあれば翌月以降のものもありますので、申込の前に見ておきましょう。

また、チャージ金額に応じたポイントがもらえるパターンと、支払いなどに利用した金額に応じたポイントがもらえるパターンとがあります。こちらも申込の際に確認しておきましょう。

多くの決済サービスは自動でポイントがもらえますが、マイナポイントが付与された後に、店頭でのチャージなどさらにポイントを受け取るための手続きが必要なサービスもあります。WAON・nanaco電子マネー・PASMO・楽天Edyなどが該当しますので、忘れないように注意しましょう。

マイナポイント利用に選べる決済サービス

マイナポイントをもらう先として選べる決済サービスは、以下のようになります。

  • 電子マネー(Suica・nanaco電子マネー・WAON・楽天Edyなど)
  • プリペイドカード(ほぺたんカード・Kyashなど)
  • QRコード決済(PayPay・FamiPay・メルペイ・au PAY・ゆうちょPay・d払い・LINE Pay・楽天ペイなど)
  • クレジットカード(楽天カード・イオンカード・セゾンカード・dカード・JCBクレジットカード・エポスカードなど)
  • デビットカード(SMBCデビット・JCBデビットカード・イオン銀行CASH+DEBITカード)

「PASMO」など、すでにマイナポイントの申込を終了しているサービスもあります。決済サービスの選択に強い希望がある場合は、早めに手続きをしたほうがいいでしょう。