女優の馬場ふみかが、きょう17日放送のテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 season5』(毎週木曜20:00~)最終話にゲスト出演し、パリ警視庁の刑事・清水花絵役を務める。

  • 左から床嶋佳子、内藤剛志、馬場ふみか=テレビ朝日提供

最終回で捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)たちが挑むのは、カリスマ食品サンプルデザイナー・神下茂(林泰文)が刺殺された事件。ナポリタンスパゲティの食品サンプルを手にしたまま息絶えていた神下は、10年前、大岩がまだ管理官だった時代に捜査した未解決殺人事件の被疑者だった。

そこに現れたのがパリ警視庁の捜査員・花絵。神下が10年前に作ったナポリタンのサンプルはフランスで芸術として認められ、パリの博物館に展示されていたものの、2日前に神下らしき男に盗み出されてしまい、花絵はその行方を追って日本にやってきたという。パリと東京、過去と現在が交錯する一連の事件を結ぶ“線”とは。

馬場が演じた花絵は、フランス人の母と日本人の父の間に生まれ、現在、パリ警視庁の生活安全部に勤務する女性捜査官。トリコロールカラーのコーディネートに身を包んだ仕事のデキる美女だが、「おじ様」と呼ぶ大岩とはどんな関係なのか。

そして、これまで捜査に行き詰まる大岩一課長を励まし続けてきた笹川刑事部長(本田博太郎)が、「お前の成長した姿を最後に見せてくれ」「最後にいい報告を待っている」など“最後”という単語を使った意味深な発言を連発。笹川刑事部長はこの事件を最後に退いてしまうのか――。

刑事役初挑戦の馬場は今回のオファーに「驚きましたが、挑戦してみようという気持ち」で現場に飛び込んだことを告白し、「なるべく上品に見えるように所作や姿勢などは特に意識して演じました」と役作りを明かす。

また、花絵は“たこさんウインナー”のことを“たこさま”と話すほど丁寧な日本語を使うという設定で、フランス語の台詞も。そんな苦労を馬場は「“たこさま”“誠にありがとうございます”など普段の生活では使わないような言葉遣いのセリフばかりだったので、正直とても難しかったですし、初めて使うような言葉も多かったです。フランス語も初めてだったので日本語にはまったくない発音ばかりで苦労しました」と語り、視聴者へ「なぜパリから花絵がやって来たのか、事件とどう関係しているのか、内藤さん演じる大岩捜査一課長と花絵の関係など、楽しんで見ていただけたらいいなと思います」と呼びかけた。