先に巣立った同期や後輩たちの背中を見ながら、残り続けることを選んだ白間。そんな彼女が卒業を決意したきっかけは2021年1月に発表された、NMB48の新プロジェクト「NAMBATTLE」だった。

グループのさらなる活性化を目的としたもので、メンバーを新たな6つのグループに振り分け、バトルさせるというもの。白間は梅山恋和、小川結夏、折坂心春、黒田楓和、新澤菜央、南羽諒、山崎亜美瑠とともに「みっくすじゅーす」というグループに属した。

「『NAMBATTLE』で後輩の成長を近くで見て、これからのNMBを任せても大丈夫だなと思ったので卒業を決めました。それまではNMBが心配だなって思っていたんですが、後輩と近い距離で話し合ったり、競い合ったりする姿を見て、昔ながらのNMBらしい“大阪魂”や“ど根性”が戻ってきていると気づいた。それから私がいなくても大丈夫、そう思えたんです」。

こうして卒業を決めた白間。誰にも相談することなく、一人で決断したという。「NAMBATTLE」の決勝大会が行われた3月2日、そのステージでファンに卒業を報告した。

今後のNMBに期待することを聞くと、「もともとNMBの顔面偏差値は高かったけど、それがどんどん上がっている。NMBはグラビアも強いと思うし、それが武器になっているメンバーもいる。若い力でどんどん伸びていってほしい。何の心配もしていません。心配はいらないグループです」とエールを送る。