白間がセンターを務める自身の卒業シングル「シダレヤナギ」は6月16日に発売。卒業コンサートも予定されており、着々と卒業する日が近づいてきているが「実は、まだ全然実感が湧いていないんです」と明かす。「NMBは青春だった。10年やってきて、NMBではなくなることが想像つかない。最後のミュージックビデオ(MV)の撮影に挑みましたが、実感がまったくない」と苦笑する。
卒コンは「自分の歴史を辿るようなセットリストになっていると思います。センター曲、兼任していたAKBの曲、チームの曲。時間オーバーしちゃいそうなくらい、盛りだくさんの内容です。感情の波が激しいコンサートになります」と予告。卒コンで泣きそう?と聞くと、「泣きたくないけど泣きそうやなぁ(笑)。でもしんみり終わりたくない。笑顔で終わりにしたいんです。でも泣きそう(笑)。頑張って耐えますね。レッスンの送り迎えをしてくれて支えてくれたお父さんは泣かしにいこうと思いますけどね」とお茶目に笑った。
10年におよぶアイドル生活。一言で表すと「ずっと突っ走ってきた」だ。「コロナの影響もあって今はお休みがありますが、コロナ前はずっと休みなしでお仕事をさせてもらいました。48グループは次々と新しいことをさせてもらえるのでいろんなことをしたなと思う。ドラマではプロレスもしたし、キャバ嬢にもなったし、ヤンキーにもなった。『そっちいく!?』と思うことをたくさん経験させてもらいました」としみじみだ。
今後の夢は「歌って踊れるソロの女性アーティスト」で、「強い女性像を出していきたい」と気合十分。また、現在も続けているYouTubeの更新も力を入れていく。「アイドルだからこそできなかったことがあるので、卒業したら何でもやってみようかと。NGなしで(笑)。新しい私の姿も見せていけたらいい」。恩返しのため最後の1期生になるまでアイドルを全うした白間。卒業後の飛躍も、ファンにとってうれしい恩返しになるだろう。