舞台を中心に活躍するトップ俳優と人気声優の蒼井翔太が共演する作品として話題を集めたドラマ『REAL⇔FAKE(リアルフェイク)』。その続編となる『REAL⇔FAKE 2nd Stage』が、6月15日よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送される。

  • 『REAL⇔FAKE 2nd Stage』朱音役の蒼井翔太(左)と牧野凪沙役の荒牧慶彦

前作は蒼井が演じる“天使の歌声を持つ国民的アーティスト”朱音(あかね)の失踪事件を巡る真相が描かれた。事件には事務所の垣根を超えて結成されたユニットプロジェクト「Stellar CROWNS(ステラクラウンズ)」のメンバーが関わっており、誰が犯人なのか?目的は何か? 彼らのリアルとフェイクに迫った。

「2nd Stage」の出演は引き続き、荒牧慶彦、植田圭輔、佐藤流司、松村龍之介、和田雅成、染谷俊之、蒼井翔太のほか、猪野広樹と笹森裕貴の2人が新たに参加。前作の数カ月後を舞台としたストーリーが展開される。

今回、「Stellar CROWNS」のメンバーで心優しく穏やかな性格の牧野凪沙(まきの・なぎさ)を演じる荒牧慶彦と、声優のほかその圧倒的な歌声で魅了し続ける蒼井翔太にインタビューを敢行。「この組み合わせ、新鮮だよね」という2人に、お互いの印象や続編の見どころなどを語ってもらった。

――蒼井さんが司会を務める番組『翔太さまと執事西山のオタワムレ』に、荒牧さんがゲスト出演するなど共演経験がありますが、番組やドラマの共演を経てお互いの印象の変化はありましたか?

蒼井翔太:まっきーの印象はこれまでも共演してからも、まったく変わっていない。前に僕の番組にゲストとして出てくれた時、ステージや画面上でみなさんが見ている荒牧慶彦以外の側面が垣間見られるのかなと思っていたけど、いい意味でまったく裏表がまったくなかった。

荒牧慶彦:あはは、変わらないんですね。ステージ上と。

蒼井:変わらないね。周りのみんなとしゃべっている時は無邪気、天真爛漫な男の子という感じ。そういうところしか見ていない…というか、本当に裏表がないんだろうなと感じます。「2nd Stage」の撮影で、見つめ合うシーンがあったと思うんだけど、そのシーンの撮影でカメラが回っていないとき見つめ合う練習をして。その時、まっきーがニコッとほほ笑みかけてくれて、そのとき「きゅん…」ってしました(笑)

荒牧:「きゅん…」って(笑)

蒼井:まっきーは女の子も男の子も関係なしに「きゅん…」とさせてくれる子。だから癒やしでしたね~。いまのところずっと癒やし!

荒牧:そんな風に言っていただけてありがたいです。翔太くんのお声はゲームやいろいろな作品で聞いていましたし、「声優・蒼井翔太」ももちろん知っていました。翔太くんの番組に出させてもらうと決まった時、ずっと見ていた憧れの人に会えたという気持ちでした。美しい人だと思っていたし、声も朱音のように天使のようなめちゃくちゃいい声。憧れがあったからこそ、嫌な人だったらどうしようと思っていたけど、実際に会って自分の想像を遥かに凌駕するいい人! ふんわりと話しかけてくれて、ずっとニコニコされていて。丁寧に接してくれて…欠点ないじゃん!って(笑)

蒼井:ありがとう(笑)。まっきーは周りの役者さんから「天然」と言われることも多いよね。

荒牧:多いですね。自分では天然って思ったことないんですけどね…。結構しっかりしているんだけどなぁ?