セイビーはこのほど、お金の相談サービス「MoneQ(マネク)」にて実施した「住宅ローンの借り換え・見直し」に関する調査結果を発表した。調査日は2021年6月10日、有効回答は286人。
住宅ローンの見直し・借り換えをする前は、どんな金融機関が扱う住宅ローンを借りていたか聞くと、「地方銀行」が最も多く39.9%。次いで「都市銀行(みずほ銀行、三菱UFJ銀行など)」が32.9%、「信用金庫・信用組合・労働金庫」が11.5%、「住宅ローン専門会社」が4.9%、「ネット銀行」が4.5%、「農協(JAバンク)、漁協(JFマリンバンク)」が3.8%、「郵便局(ゆうちょ銀行)」が2.1%と続いた。
利用していた住宅ローンの種類については、「金融機関独自の住宅ローン」が70.6%を占め、この他、「フラット35(フラット35Sなどの関連商品も含む)」が23.4%、「わからない」が5.9%となった。
住宅ローンの金利タイプについては、「固定金利型」が49.0%、「変動金利型」が36.7%と、これら2つで85.7%に上った。次いで「固定金利期間選択型」が9.8%、「わからない」が4.5%となった。
住宅ローンの見直し・借り換えをするにあたり、誰に相談したか尋ねると、「家族・知人」が44.1%で最多。以下、「金融機関の担当者」が33.9%、「プライベートの友人・知人」が16.4%、「不動産会社の担当者」が10.5%と続いたほか、「誰にも相談していない」という人も13.3%いた。
見直し・借り換え後の利用金融機関については、「地方銀行」が29.7%、「ネット銀行」が27.6%、「都市銀行」が21.3%の順となり、変更前と比べてネット銀行の増加が目立つ結果となった。