しなの鉄道は8日、長野県佐久地域振興局(長野県佐久市)と連携し、2021年秋頃から「星空ラッピングトレイン」を運行開始すると発表した。長野県佐久地域振興局により、愛称の募集が6月9~30日の期間に実施される。

  • 「星空ラッピングトレイン」は「浅間山」「パラボラアンテナ」「八ヶ岳」をデザイン

「星空ラッピングトレイン」は、「佐久地域の美しい星空と自然」をPRし、県内外の多くの観光客に来てもらうことを目的として運行される。車両デザインは、北に浅間山、南に八ヶ岳を望む佐久地域から見える星空をイメージし、紺色のボディに映える赤から紫のグラデーションと星のきらめきを基調としたデザインで、パラボラアンテナや浅間山・八ヶ岳の稜線で佐久地域を表現した。

愛称の募集にあたり、「愛称に込められた理由や想い」も応募内容に含まれ、「美しい星空など佐久地域の特徴がイメージできる」「幅広い世代の方に愛され、親しみやすい」愛称を希望している。「親しみやすく、佐久地域らしい素敵な愛称をお待ちしています」とのこと。6月9~30日(必着)の応募期間中、電子申請(ウェブの愛称申込フォーム)、FAX、郵送、しなの鉄道の小諸駅、御代田駅・軽井沢駅に設置された応募箱にて受け付ける。

「星空ラッピングトレイン」は3両編成の1編成をラッピングし、秋頃から軽井沢~妙高高原間(しなの鉄道線、JR信越本線、北しなの線)での運行を予定している。