タピオカミルクティーの火付け役と言われるた台湾カフェ「春水堂」(チュンスイタン)は、6月7日よりフルーツティー「果肉茶」シリーズを発売する。
国産のメロン果実をたっぷり使用した「果肉茶」第一弾の「果肉茶メロン」、また18日から発売する台湾名物「麻辣魯肉飯」「トマトとアボカドのクリームバジル涼麺」をレポートする。
お茶×生果実が香り高い!
今回新たに登場する「果肉茶」シリーズは、国産のフレッシュフルーツと淹れたてのお茶で作るフルーツティーだ。
第一弾は6月7日から7月6日までの1ヶ月限定で販売される「果肉茶メロン」(750円)。今が旬の国産メロンの果肉を贅沢に使い、香り高いジャスミンティーとあわせている。
春水堂が大事にしてきた無添加・香料不使用の高品質な茶葉で入れたお茶を、多くの方に楽しんでもらうことを目的に作られたというこのシリーズは、国産の果物を一番美味しい旬の時期に仕入れ、フレッシュなままお茶とアレンジしていることが特徴。お茶と果物というと、フルーツの香りをつけたフレーバーティーを想起する方も多いかもしれないが、「果肉茶」は、生の果物の美味しさとお茶の香りの両方を楽しめる贅沢な一杯だ。
みずみずしくジューシーなメロン果汁と、華やかで香り高いジャスミン茶がマッチした味わい。スッキリしたキビ砂糖シロップで甘さを加えているため、後味まで爽やかな印象だ。
トッピングにもメロンの角切りが添えられている。販売期間は1ヵ月と短いが、これは旬だからこその季節の味を楽しんでほしいからという思いで、加工や冷凍をしていないフレッシュ果肉を使用しているからだそう。春水堂では「フードマイレージ」を意識し、調達する食材は極力国内・国産で手に入れるものを選び、カフェとしてできるサステナビリティに取り組んでいるという。
メロンやお茶の香りだけでなく、ザクザクと荒く削られた氷の食感も楽しい。夏らしいメロンの味わいとジャスミン茶の程よい渋みがさっぱりとしている、これから暑くなる季節に飲みたい一杯だ。
台湾気分のフードもチェック
また、6月18日からは台湾フードもメニューに加わる。いずれも人気の台湾料理や食材を、春水堂風にアレンジした一品だ。
トロトロの豚肉を甘辛く煮てご飯に載せた、台湾名物・魯肉飯(ルーローハン)も、春水堂ならではのひと手間を加えて登場する。『麻辣魯肉飯』(900円)は、オリジナルの麻辣ダレを加え、ピリ辛さも楽しめるという。
麻辣ダレとよく絡む角切りになったトロトロの豚角煮や、まるごと1個ゴロッと入った煮玉子など、食べごたえも抜群だ。八角などの香辛料とともに甘辛く煮込まれているうえに、ピリッと程よいスパイシーな味わいは白米にぴったり。
『トマトとアボカドのクリームバジル涼麺』(900円)は、台湾グルメに欠かせない豆乳をベースにした冷やし麺。
豆乳とクリームチーズ、バジルペーストを加えた、まろやかで爽やかな香りのタレに、トマト・アボカド・カイワレといった野菜やチキンなどの具材をたっぷり載せたヘルシーで夏らしいメニューだ。麺は春水堂オリジナルのタピオカ粉を練り込んだ中華麺を採用。モチモチした食感が、タレや具材と良く絡み、暑い時期でもサッパリと食べやすい。
また、今回紹介する3品ともに商品はテイクアウトも可能だ。今年の夏もまだまだ盛り上がりそうな台湾グルメ、台湾で創業した春水堂ならではの味わいを、お店や自宅で楽しんでみては?