企業が活動するにあたり、営業職は欠かせない存在でした。しかし、AI時代は不要という議論やコロナ禍による環境の変化など、営業マンはどうあるべきか考え直すときにきているかもしれません。

  • 営業マンはこれからも必要? ※画像はイメージ

先日、もふもふライオン@マスオさん(娘婿)(@mofumofu_LION)さんがツイッターで紹介したのも、「微妙」な営業たちの姿。界隈で注目を集めていた、その言動とは……。

最近、目に付く営業の特徴
(@mofumofu_LION)より引用

  • 提供:(@mofumofu_LION)

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この指摘には、「全体的に売れない営業マンだな」「ITインフラ業界に4と1はよくいる」「最後のマッスルセールスマン、意外と多いw トレーニングのこと聞いたら製品以上に熱意持って説明するヤツだwww」「なぜそうなったん?」など、目撃情報や営業としての資質を疑問視するコメントが寄せられていました。

また、「コロナで仕方ないけどコンサルとかの会社の営業電話でいきなり御社の課題を教えてくださいとか言われると、誰か知らない人に言えないというか本当に誰ってなる」「横文字を使いまくるエンジニア・リーダーもいます。その人はマーケティングも得意だったから仕方ないかもですが」など、トホホな経験を紹介する読者もいました。

さらには、「やべ、気を付けよ」「僕4番」など自身の戒めとする声も出ていました。

こんな営業マンは困る

界隈で注目を集めた今回の投稿、もふもふライオンさんにもう少し詳しいお話を聞きました。

――4タイプの営業を紹介していますが、どのように応対したのでしょう。

もふもふライオンさん: 最初のケースは、自分で課題を定義し、別の会社に変更することにしました。2、3の人は上司に電話して担当変更してもらいましたね。

やはり顧客(潜在/顕在ともに)の関心や信頼を得れない営業は厳しいようです。ちなみに最後に登場した「ボディメイクガチ勢」タイプには別の運命が待っていました。

もふもふライオンさん: 勧められた製品は購入しませんでした。ただ、アイスブレイクの内容(筋肉)で意気投合したこともあり、他製品の購入や取引先拡大へつながりました。

なんと、きちんと成果を出せていました! これが営業の醍醐味(違

――(転職して)建設業界に身を置いているそうですが、今回のケースは業界特有のものでしょうか? また原因は何だと思いますか。

もふもふライオンさん: 最初の3つは他の業種でも多い気がします。そして営業ノルマが最優先され、顧客ファーストの視点が抜け落ちたまま提案しているのが原因でしょう。きちんと顧客情報を把握し、その上で相手の悩みを深掘りすれば避けることができた気がしますね。

――以前の仕事も含め、「一番対応に困った」営業はどのようなタイプでしたか。

もふもふライオンさん: 一言で言うと、「目的がない」営業活動をする人です。営業される相手は貴重な時間を割いています。それなのに、話の目的や説明に伴うタイムスケジュールが不明瞭など、まさに「顧客ファースト思考」が欠落した営業には困りますよね。それ以外では、筋の良くない代理店やOEM事業者などが、販売だけでアフターフォローをしない場合も困ってしまいます。

筆者も過去の「さえない営業マン時代」を思い出し、幾つか心当たりがあって猛省しました……。なお、4つ目の「ボディメイクガチ勢」には、悪い要素は無いそうですよ! やはり筋肉は裏切らない。