この1年で、急激にリモートワークやリモート飲みが広まりました。コロナ禍による副産物としての側面もありますが、自宅で仕事や飲み会ができるのも、ネットワーク技術の進歩があってこそ。

便利な時代だと改めて感じますが、その恩恵は思いもよらぬところにまで派生していたようです。

  • ※画像はイメージです。

フィンランド在住のツイッタユーザー・niintotta(@niintotta)さんは、子守にWeb会議ツール「ZOOM」を導入。その便利さをつぶやいたところ、大きな反響を呼びました。

思いつきでやってみたら便利すぎて笑ってしまったのですが、タブレットを使って寝室とキッチンでzoomを繋いだらベビーモニターとして使える上に、日本の親を招待して「ちょっと見ててー」ってしたら私はちょっと目を離して作業できるし親は孫を見られるしでwin-winでほんと良い 令和の子育て感ある…(@niintottaより引用)

ZOOMを通じて、寝室で眠るお子さん、別の部屋で家事や作業をするniintottaさん、そして日本にいるご両親という、愛のトライアングルが完成したというのです。

ご両親は孫の姿を見られて嬉しいし、niintottaさんはご両親が一緒にモニタリングしているので安心できます。もしお子さんに何かあれば、ご両親がZOOMを通じてすぐさまniintottaさんに報告もできますから、まさに万全の体制だといえます。

このZOOMの使い方に多くのツイッターユーザーが注目。2.1万件のリツイート、8.4万件のいいねを獲得し(5月27日時点)、コメントも続々と寄せられています。

「ズームの本質って移動の伴わない『どこでもドア』なんじゃないかな」
「ここ一年で広く普及したものに関して新たな使い方を考えられるなんてすごい! 」
「なるほど、zoomという手がありましたか(感動)」
「なんという時代、なんというライフハック」
「自分の子育てには、間に合わなかったけど、孫が産まれたら、やってみたいです! 」
「ノーベル子育て親孝行賞あげます」
「ケータイいじってたり、寝落ちして全く役に立たない旦那を頼るより、10000000倍くらい安心できるツールですね!!! 」

急速に需要が広がったリモートツールですが、その使い方は今後、もっと無数の広がりを見せていくのかもしれませんね。