みんな大好きサイゼリヤ。家庭的なイタリアンが手頃な値段で味わえることで人気のチェーン店ですが、正直、食べ慣れすぎてしまったせいで、そのありがたみを忘れている人も多いのではないでしょうか。

イタリア・ピエモンテ出身で日本在住14年目のツイッターユーザー「マッシ 日伊逐次通訳者」(@massi3112)さんは、本場イタリア仕込みの舌を持ちながら、サイゼリヤの料理を大絶賛。その熱量と説得力の高さが注目を集めています。

サイゼリヤは本当に最強すぎ。コスパは良すぎて量もあるし味も本場イタリアに近い。しかも、安い。イタリア人として、大満足でまるでイタリアに帰った気分になる。感謝!Grazie Saizeriya!(@massi3112より引用)

ツイートは2.8万件のリツイート、16.4万件のいいねを獲得(5月24日時点)するほどの大反響。本場の味を知るイタリア人がサイゼリヤを大絶賛したことに、多くのツイッターユーザーが大興奮。マッシさんに多くの質問も集まりました。

「ピザにチーズ乗っけて焼くピザは日本風のピザで、イタリアではチーズは乗せないと聞いたのですが、本当ですか?」「これは食べて!なおすすめはありますか?」「日本ではよくスパゲッティをフォークで巻いて食べるのですが、イタリアでは巻いて食べることはないのですか?」「ナポリタンについての見解を?」

こうした素朴な疑問にマッシさんは丁寧に回答。

「最初かからチーズを乗せてピッツァを焼くのは一般です。焼いてから追加にチーズをのせる時もあります。焼いて食べる前に生チーズをのせるピッツァもあります」「アラビアータ、マルゲリータ、パンとサラミ、ボーロニ風味ラーグが1番好きです」「イタリアもフォークで巻いて食べる人がたくさんいます」「ナポリタンはイタリアにないけど、おいしいです」

さらにマッシさんは「サイゼリヤの美味しい食べ方」として、オススメのアレンジ方法もツイートしており、こちらも広く拡散されています。

サイゼリヤの美味しい食べ方 その1

熱々のフィセルを半分に切ってオリーブオイルと塩をかける。サラミと葉っぱを挟んでもう一度軽く塩をかけてぎゅっと挟むと完成!このままでもシンプルで美味しいけど、お好みでモッツァレラチーズとトマトを追加しても美味しさアップ(@massi3112より引用)

挟むときにサラミと葉っぱを組み合わせるのも楽しい。食べ出したら「うまい」しか出てこない。(@massi3112より引用)

サイゼリヤの美味しい食べ方 その2

パルマ風スパゲッティに多めのパルメザンチーズをかけて軽く混ぜる。その後軽くチーズとオリーブオイルをかけて、フォークをさしながらほぐすように空気を入れる。30秒〜1分待つと1回目にかけたチーズが溶けるからトマト系のパスタは更に濃厚で美味しくなる。(@massi3112より引用)

サイゼリヤの美味しい食べ方 その3

マルゲリータに、プロシュートを大きいサイズが2枚来るから半分にカットしてからバラのような形にして乗せる。オリーブオイルをかけて切って食べる。辛いのが好きな人は、生ハムを乗せる前にホットソースをかけるのがオススメ。(@massi3112より引用)

なお、なぜバラのような形にするのかというと、「プロシュートをそのまま乗せると薄くて食感を感じないし見た目も地味。バラの形にして乗せると口の中でプロシュートをしっかり感じるし、オリーブオイルをかけるとバラの中に溜まって口に入れると風味がふわっと広がる」だからだそうです。

デザートも!

サイゼリヤのデザートは直輸入だからイタリアのレストランにある味そのまま。地元のレストランに行ったときに食べた味を思い出せる。プリンは濃厚だしティラミスの深みがある甘さも何もかも「ザ・イタリア」!(@massi3112より引用)

マッシさんにオススメされると、どれもこれもたまらなく美味しそうに見えます。さっそくサイゼリヤで、マッシさんオススメのアレンジ方法を試してみましょう!