お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、23日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長の発言を批判した。

松本人志

21日、コーツ委員長は緊急事態宣言下でも東京五輪を開催すると断言。このことについて、カンニング竹山は「本当に自分の利益しか考えてないんですよ」と指摘し、「IOCになんでみんなペコペコしてるのかなと。『黙ってろよお前!』と言ったらいいと思うんですよ」と訴えた。

松本もこれに同意し、「『緊急事態宣言でもやる』ってなんでコーツが言ってるの?」と疑問も。コーツ委員長の発言の影響を「そういうことを言うと、だんだん我々がオリンピックに対してアレルギーになる」と主張し、「一番損をするのは選手たちなんですよ。本当にかわいそうやと思います」と同情した。

また、A.B.C-Zの河合郁人は「オリンピック、もしやったとするじゃないですか。そこから変異株とかが大量に日本で発生して、それでオリンピックが失敗となった時、海外から日本の見られ方が変わりますよね」と意見。「失敗した時の対策って考えてるのかな」と投げかけ、松本も「せめてそうなった時は、『IOCはあれだけ言ったんやから頼むよ』というぐらいの約束は取り付けておいてほしい」と望んでいた。