日本人の自己肯定感は諸外国と比べて低いことが明らかになっています。

例えば結婚式やビジネスシーンでは「ふつつか者ですが」という言葉が当たり前に使われたり、自分で書いた本を「拙著」と表現してみたり、手土産を渡す際にも「つまらないものですが」と前置きしたり。これらの表現はマナーとして根付いています。

もちろん、謙虚を美徳とする文化自体は素晴らしいものです。しかし、私たちはもう少し自信を持って生きてもいいのかもしれません。ツイッターユーザーの「スタミナ太郎」(@nonnonn0505)さんのツイートを見ると、改めてそう考えさせられます。

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同じマンションの老夫婦から「可愛いねえ。幼稚園のおともだちからも可愛いねって言われるでしょう」と声をかけられた娘(4)が、恥ずかしそうにしながら「ようちえんでは、わからないのかも……娘ちゃんの、かわいさが……」って返してて笑った

4歳にしてなんと秀逸な切り返しでしょう。あまりに可愛すぎるその返答に、多くのツイッターユーザーが悶絶。ツイートは1.3万件のリツイート、10.6万件のいいねを獲得し(5月9日時点)、コメントも数多く集まっています。

「ぜひその自己肯定感(?)高めをこれからもキープしてほしい…!娘ちゃん可愛いよ…!」「自己肯定感の高い娘さんで最高ですね!ほんとに可愛いんだろうな~」「自己肯定感の高い子に育てた親御さんの賜物だ!!素晴らしい」「将来も楽しみなお嬢様」「可愛くて悶えさせていただきました。ありがとうございます」「天才すぎる可愛らしさ。かわいすぎて苦しい」

気になるのは、4歳の娘さんの返答に対する老夫婦のリアクション。「スタミナ太郎」さんにその後の顛末をうかがうと、「ご夫婦も私も我慢できずに結構大きめに笑ってしまいました」とのこと。

ツイートがこれほど多くの反響を生んだことについては、「結構広まってしまったので、そろそろご夫婦の元にもツイートが届いてしまうのではと心配しています」と、内心ドキドキしているようです。

可愛らしさに悶えつつ、少し大人として見習うべき点があるようにも思える、なんとも心がなごむ日常の1ページでした。