マイナビは6月1日、「2026年夏ボーナスに関する調査」の結果を発表した。調査は2026年05月01日~05月08日、20~59歳の正社員18,464人および中途採用業務を担当する経営者・役員または会社員823人を対象にインターネットで行われた。
2026年夏の賞与額予想は55.2万円
20~50代の正社員に2025年に支給された夏の賞与について聞いたところ、平均額は54.4万円、2026年夏の賞与の支給額予想は平均55.2万円、自身の仕事に見合う理想の賞与額は平均80.2万円となり、今年の夏の賞与予想額と理想額の差は25.0万円となった。年代別では、年代が上がるにつれて賞与額も上昇する傾向が見られるが、いずれの年代でも予想額と理想額とのギャップが見られた。
「賞与が少ない」ことがきっかけで転職を考えた人は4割超
「賞与が少ないことがきっかけで転職を考えたことがあるか」を聞いたところ、42.9%が「ある」と回答した。また、そのうち58.2%が実際に転職に至っており、転職のきっかけとなった際の賞与額は平均29.5万円だった。一方、「賞与が予想より高かった」ことで転職を思いとどまった経験がある人は16.8%となり、その際の賞与額は平均68.0万円だった。
半数以上が前年夏の賞与額に「納得している」
2025年に支給された夏の賞与額の納得感について聞いたところ、51.0%が「納得している」と回答した。年代別では、20代が61.3%と比較的高い一方、年代が上がるにつれて納得感が低下する傾向が見られた。また、「賞与額に納得している人」のうち、賞与額に関するフィードバックがある割合は61.0%であったのに対し、「納得していない人」では27.3%にとどまり、フィードバックの有無が賞与額の納得感に一定の影響を与えている可能性が考えられる。さらに相関分析においても、納得感と前年の賞与額との関連性(相関係数=0.166)に比べて、納得感と賞与額に対するフィードバックの有無との関連性(相関係数=0.416)の方が強い結果となった。賞与の水準そのものだけでなく、支給額に対する説明や評価の共有といったコミュニケーションの有無が、納得感の形成と関係している可能性がうかがえる。
企業7割超が賞与に関するフィードバックの重要性を認識
企業の中途採用担当者に賞与に関するフィードバックの実施状況を聞いたところ、「重要視されており、ルール化されている」割合は40.0%で、「重要視されているが個人の裁量に任されている」割合は36.7%だった。全体の76.7%がフィードバックの重要性を認識している一方で、ルールとして整備されている割合は48.7%にとどまり、運用面にはばらつきが見られる結果となった。賞与に関する説明の重要性は広く認識されているものの、実際の取り組み状況には差がある可能性がうかがえる。






