子育ては学びの連続。叱るべきか見守るべきか、どう叱ればいいのか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、叱り方への気付きを描いたはるさん(@usanet.sano)の育児漫画をご紹介します。

けっこう色々言った内容が消えてて嫌な気持ちだけが残ってるとかショック。 怒ると叱るって難し
(@usanet.sanoより引用)

何度教えてもできない、叱っても直らない……育児にはよくある悩みだと思います。しかし、大人は”叱っている”つもりでも、子どもは”嫌な気持ち”としか感じていないだなんて、ちょっとショックですね。コメント欄には、「あー、、これうちの長男も絶対そうだ!(6年生)」「うちも上の子がまさにコレ」と共感の声が。

また、「この表現ができる息子さんが天才的過ぎる」「それを解った息子さんが凄すぎる!」と、理由をサラッと述べた7歳の息子さんに感心するコメントも寄せられていました。

投稿者のはるさんにお話を聞いてみました。


―― 発言からしても、とても頭脳明晰なお兄ちゃんという印象を受けました。普段の長男さんについて、性格など教えてくださいますか?

はるさん:本が大好きな小学2年生です。今のブームは「科学漫画サバイバルシリーズ」で、本を読みながら色々な知識を蓄えているようです。「3歳の頃にさ~」など、昔の話もよくしてくれて・・・「その記憶あるの!?」と記憶力の良さに驚くことが度々あります。

――このお話を聞いてどう思いましたか? またその後、はるさんの怒りかたなどに変化はありましたか?

はるさん:今まで、「なぜ、それをしてはいけないのか」理由や私の気持ちも含めて、叱っていました。なのに、何度も繰り返す……その理由が、「自分がしたこと」も「叱られた理由」も記憶から消去されていることに衝撃を受けました。今までお説教をしてきた時間が全て「無」どころか「叱られて嫌な気持ち」だけ残るマイナスだったと知って、ショックを受けました。

「叱って」いるつもりで、やっぱり私は「怒って」いたんだと気がつくきっかけに。長男は私が怒ると無言になるので、紙に書いて冷静に説明するように心がけています。本が好きな長男は、耳で聞くよりも視覚的に見た方が理解しやすいようです。

―― 今回の投稿に、コメントやいいねなど反響が寄せられています。率直なご感想や気になったコメントなどはございますか?

はるさん:共感するコメントをいただいて、私だけじゃないんだな、と少し気が楽になりました


怒ると叱るの使い分け、難しいですよね。大人にとっても、育児は学びの連続。その子に合った言い方を探していけたらいいですね。