ビースタイルグループは4月28日、「家計・消費・負担」をテーマとした調査結果を発表した。調査は3月24日~31日、同社運営のスマートキャリアおよび『しゅふJOBパート』に登録する子どもを持つ女性541名を対象にインターネットで行われた。

  • 家計の支出で負担に感じているもの

    家計の支出で負担に感じているもの

はじめに、家計にゆとりがあるか聞いたところ、64.3%が「ない」と回答。そこで、家計の支出で負担に感じているものを教えてもらったところ、「教育関連費」(51.2%)、「家賃・住宅ローン」(45.3%)、「食費(米・野菜など)」(41.6%)が上位に。

一方、負担さえ考えなければ"もっと購入・利用"したいものでは、「趣味・習い事」(48.6%)が最も多く、次いで「衣服類」(39.2%)、「外食費」(37.9%)と続いた。

  • 食料品の中で出費を減らしたいと思うもの

    食料品の中で出費を減らしたいと思うもの

続いて、食料品の中で出費を減らしたいと思うものを尋ねたところ、「お菓子類」(49.7%)が断トツのトップに。次いで「特にない」(28.7%)、「肉類」(18.1%)と続く結果に。

また、日用品の中で出費を減らしたいと思うものを聞くと、断トツで「特にない」(50.3%)が最多に。以下、「洗濯用洗剤」(18.5%)、「ティッシュペーパー」(17.2%)、「ゴミ袋」(15.9%)と続いた。

  • 日々の生活の中で解消したいと思う負担

    日々の生活の中で解消したいと思う負担

さらに、日々の生活の中で解消したいと思う負担を聞くと、「生活にかかる金銭的負担」(55.3%)が最も多く、次いで「家事・育児の重圧など心理的負担」(37.0%)、「子育てにかかる金銭的負担」(34.4%)が続く結果に。

フリーコメントをみると、「教育費がかかり過ぎる」「在宅ワークする主人への気遣い」「コロナによる食費全般の費用と負担」「収入が増えていないのに、消費税や生活必需品(食料品・洗剤等)の値上がりが続いている」「仕事も家庭も女性の負担が過剰」「ワンオペ」「自分のためだけに使う時間をもちたい」「マスク生活」といった負担があげられた。