シンガーソングライターの森山直太朗が、きょう30日に放送される日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(毎週金曜23:00~)に出演する。

  • (左から)田中圭、森山直太朗、千葉雄大=日本テレビ提供

オープニングトークで、MCの田中圭が「僕はゲストの方の印象に合わせて衣装を選んでいるんですけど、この爽やかなブルーは、まさに今日のゲストさんのイメージにぴったりでしょ?」と千葉雄大に話すと、千葉も「確かにこんな感じかも!」と意気投合。

さらに、田中から千葉へ「今日はグループではなく、ソロのゲストということで番組初の3人トークですよ」と振られると、千葉は「なんだか座談会みたいでワクワクする!」とここでもノリノリ。だが、田中から「じゃあ雄大が座談会っぽく進行してよね(笑)!」と押しこまれ、少し困惑してしまう。

そして、森山を迎えてトーク部分の収録がスタート。テーマは名曲「さくら」について。国語の教科書に掲載されるほどの国民的楽曲だが、この曲が生まれるベースとなったのが、学生時代に過ごした学校の桜だ。同じ敷地内にある付属校に長年通い続け、毎年春になると桜並木が満開になり、その景色が原風景として常に心の中にあったそう。ずっとこの景色を見てきたことから、潜在的に歌詞と曲のイメージが生まれていたのだという。

そして、「さくら」をカラオケでよく歌うという千葉に対し、いつものように田中がムチャぶり。「ご本人の前で歌うなんて、おこがましくてできないですよー」と、最初こそ遠慮しつつも、「歌っていただけたらすごくうれしいです」という森山の言葉に甘え、一節披露する。すると「なんでいつもサビじゃないんだよ(笑)!」とツッコむ田中に加え、森山からも「いきなり本人の前で歌えるなんて度胸がすごいですね(笑)」と、手のひら返し。「ちょっとおー(笑)!」と、イジられまくる千葉のテンパリ具合に注目だ。

森山が嫉妬するアーティストとしてあげるのは、玉置浩二。「正直に言うと歌声が圧倒的すぎて、もはや嫉妬すらしないですね」と、アーティストとしての存在感の大きさに脱帽気味。さらに、「『歌声オリンピック』があったら間違いなく日本代表に選ばれて、金メダルが獲れるくらいすごい」と、リスペクトの言葉が次々に並ぶ。

ライブパートでは、古い机や木箱などをひっくり返すなど、雑然とした装飾を施したステージが登場。今回の収録にあたり、自宅で使用している楽器を持ち込んだり、「足元のギターケースをもう20cmくらいずらしてもらってもいいですか?」と要望するなど、セットにもこだわりを見せている。

ピュアな雰囲気あふれる真っ白な衣装での歌唱では、ストリングスの演奏とアコースティックギターによる優しくしっとりとした演奏で、純真無垢な愛の歌詞を、透き通るような美声で歌い上げている。