俳優の梶原善が、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演することが28日、明らかになった。三谷幸喜氏が脚本を手掛け、小栗旬が北条義時役で主演を務める本作で、伊東祐親(辻萬長)の下人・善児を演じる。

梶原善

3回目の大河ドラマ出演となる梶原は、「善児が何を思い何を考えているのか今のところわかりませんが主から受けた命令は、必ず遂行するのだと思います」と演じる善児の印象をコメント。

「36年前、当時19歳、演技の経験のない僕に三谷さんから電話があり『次の僕がやる舞台に出てみない!』と誘われて今に至ります」と三谷氏との関わり明かし、「個性豊かで豪華絢爛な出演者の方々と鎌倉殿の舞台で演じあえることが楽しみでなりません」と撮影を心待ちにしている。

本作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。三谷氏が大河ドラマの脚本を手掛けるのは、『新選組!』(2004)、『真田丸』(2016)に続いて3回目。

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