テレビ東京は25日、『出川&飯尾のどん底さん家にお邪魔します。』(16:00〜)を放送する。

  • 清原和博

    清原和博

同番組では、数々のどん底を経験し荒波を乗り越えてきた大苦労人の出川哲朗と飯尾和樹が、人知れず様々な悩みを抱え、気持ちがどん底な“どん底さん”のもとを訪れて、正解があるようでない...そんな難しい悩みにも2人の経験値を合わせて“ざっくりとした正解”を出し、悩める人たちをどん底から這い上がらせる。

今回の放送では、球界のレジェンド・清原和博、『東京タラレバ娘』『海月姫』などを代表作に持つ漫画家・東村アキコ、お笑い芸人・アイアム野田(鬼ヶ島)、焼肉店を経営する一般人のもとを訪れる。

「54歳でどうやって人生を立て直していけば良いか、自問自答している」という清原は、日本全国に衝撃を与えた事件から5年が経ち、執行猶予が終了し徐々に社会復帰を目指しているという。“どん底さんを救う”という番組コンセプトに「ピッタリじゃないですか」と、番組からのオファーを快諾し、逮捕後の生活の変化から自身が抱えるうつ病と薬物依存との戦い、学生野球の指導資格取得後に直面した苦悩まで、自身の“どん底”を赤裸々に打ち明ける。さらには、「人生でもう1回、ホームランを打ちたい。野球界に貢献したい」と、酒を断ち、減量と野球の練習に励む近況と、野球への熱い思いも語る。

また、数々の代表作を持ち、日本を代表する超人気漫画家なのに“どん底さん”だという東村アキコ。その原因は、自身が経営する劇場にあるという。東村が歌舞伎町に開場した「歌舞伎町Sparkle」は、オープン当初は連日お笑いライブが行われ大盛況だったのだが、その1カ月後にコロナ禍に突入してしまい、1年以上経った今もスケジュールは真っ白、歌舞伎町という立地で家賃も高く「お笑いの世界にお金が吸い取られている」と、悩みを打ち明ける。しかし、東村の頭を悩ませる最大の原因は他にあるらしく、テレビに出ることは滅多にない大物漫画家の苦悩が明らかになる。

さらに、コロナで客ゼロ借金9000万円焼肉店店主や、出川・飯尾がどうしても会いたい芸人・アイアム野田が登場。2013年のキングオブコントで準優勝、当時は数々のネタ番組に出演し、売れっ子街道に乗るかと思いきや.、43歳になった今も六本木のバーでアルバイトをしている“どん底さん”の野田は「月の給料が5万円以下」「この先どうしたらいいのか...っていうくらいのどん底」と悩みを噴出させる。出川と飯尾も本業の後輩とあってかなりの本気モードで、一流芸人の心得と、這い上がるための格言を送る。

出川哲朗・飯尾和樹コメント

・収録を終えての感想をお聞かせください

出川:楽しかったし、飯尾くんと番組が出来たのも嬉しかったです。
飯尾:心底のどん底さんから、贅沢などん底さん、色々などん底さんに出会いました。自分の20代後半の“どん底”なんて甘ちゃんだなぁ~と思った春でした。

・清原さんが“どん底さん”で出演しましたが?

出川:本当にびっくりした! プロ野球が大好きなので嬉しかったし、出演してくれた事に感謝です。
飯尾:頸動脈ドックン! ビックリしましたよ! 出川さんも自分も野球小僧でしたから、ど真ん中のスーパースターが“どん底さん”というテーマでよく出ていただいたなぁと。オファーしたスタッフの頭のおかしさに感謝です(笑)。清原さんは人間味がある面白い方で、不思議と、「清原さんがやらかした事に対して正面向いて頑張っているんだから俺もっ!」と思わせてくれる方でした。自分ごときが生意気ですが、御本人の目指す夢を是非とも叶えて頂きたいと思いました。

・他の“どん底さん”で印象深いお話は?

出川:東村アキコさんが面白かった。半年後、さんま御殿で共演しそうだなと(笑)。
飯尾:アイアム野田は、野田本人が“どん底さん”になった理由に心当たりがありましたね。東村先生は、(何かを)好き過ぎて優し過ぎても“どん底製造機”になるんだなぁと思い笑ってしまいました。焼肉店の御主人は、さすが異国の地で店をオープンさせただけあって、根性があり力強いんですが、明るい家族の気持ちとの化学反応に感動しながらも笑ってしまいました。清原さんは...良かったらとにかく観て下さい!

・番組の見所をお願いします

出川:やっぱり清原さん。どん底から這い上がろうとする男の覚悟を見てほしい。
飯尾:どん底さん具合も十人十色、抜け出す方法も十人十色。思わず笑ったり、天を仰いだり、生命力が強い人達が勢揃いしていますので、良かったらこれからの人生のヒントにして下さい。

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