女優の石川恋が、きょう22日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 season5』(毎週木曜20:00~)の第2話にゲスト出演し、疑惑のエステティシャンを演じる。

  • 左から内藤剛志、石川恋

第2話では、大岩一課長(内藤剛志)たちが「矢印だらけの遺体」が見つかった事件に挑む。矢印が描かれた看板の上に倒れていたベテラン看板職人・丹下弥一(佃典彦)は、ビル屋上で看板の取り外し作業中、何者かに突き落とされた模様。遺体のそばには矢印がデザインされた缶バッジが残され、丹下の軽トラックからは、矢印のモチーフがついたヘアピンも発見される。

容疑者に浮上したのが、石川演じるカリスマエステティシャン・矢向直美。かつてひきこもりのギャルだった矢向は、客の悩みを聞いてアドバイスするカウンセリングが大評判で、「明日へ、まっすぐ!」をキャッチフレーズに悩める女性たちの背中を押している。大岩たちは彼女が何かを隠していることを感じ取り……?

石川は、2013年に書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』の表紙モデルを務め、一躍注目を集めた女優。『東京タラレバ娘』(日本テレビ系 17年)では「原宿系のおしゃれギャル」を、昨年公開された映画『ぐらんぶる』では「ガングロ盛りメークギャル」を演じてきたが、今回も矢向の過去の姿として金髪に制服のギャル姿を披露している。

石川のコメントは以下の通り。

――オファーを受けたときの心境は。

長きにわたりお茶の間に愛されている、歴史あるドラマに今回出演させていただけることになり、とてもうれしかったです。ちょうど今作の撮影が始まる1週間前まで、警視庁捜査一課の刑事側でドラマの撮影をしていたのですが、こんなにも早く、真逆の“捜査一課から疑いをかけられる側の役”と出会うなんて面白いご縁だなと思い、撮影が始まるのがとても楽しみでした!

――矢向直美役を演じる上で大切にしたことは。

直美は早くに両親を亡くし、頼れる人がいない中、たったひとりでカリスマエステティシャンになるまで上り詰めたとても強い女性に見えますが、そう見える裏には、家族へのコンプレックスや物語の鍵を握る悩みなど、“ただのひとりの女の子”としての弱い部分も多く持っているので、どのような場面においても、強く振る舞っている裏に隠されていた本心とは何なのかを強く意識して演じました。

――久々のギャル姿について。

当て書きしてくださったのかな? と思うくらい、設定が私の20代前半と似ていてとても驚きました(笑)! プライベートではもうできませんが、金髪ギャルに制服って派手だけどかわいい組み合わせだと思うので、今回もノリノリでやらせていただきました(笑)。

――「背中を押してもらった」経験は。

いつもたくさんの方に背中を押して頂いているので、エピソードをひとつに絞るのは難しいのですが……金田明夫さんとは私が4年前に初めてレギュラー出演したドラマでお会いして以来の共演でしたが、「あのときはまだかわいらしい感じだったけど、きれいな女優さんになったね!」と言ってくださったのがとても嬉しかったです。また次、お会いできたときに褒めていただけるように頑張ろう! と思いました。

――内藤さん、斉藤由貴さんとの共演について。

皆さんとても優しく温かい方々でした。内藤さんや斉藤さんも、お人柄がそのまま役になったみたいに頼もしくて微笑ましいですし、この作品を心から楽しんで、愛されているのが伝わってきました。ファミリーの一員になれたような気持ちになり、日々の撮影が本当に楽しかったです! またいつか、この素敵な現場に戻ってこられたらいいなと密かに思っています!

――視聴者へのメッセージを。

劇中で何度も出てくる“明日へ、まっすぐ!”という言葉が、今回のストーリーのキーワードになっていると思います。矢印だらけのご遺体の謎、そして、“カリスマエステティシャン”直美の本当の顔は何なのか……第2話もぜひ楽しみにご覧ください!