スカバンドの東京スカパラダイスオーケストラが、きょう16日に放送される日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(毎週金曜23:00~)に出演する。

  • 田中圭=日本テレビ提供

昔から大好きで聴いているというMCの田中圭は、オープニングトークで「スカパラさんはすごく大人っぽい印象があるので、今回の衣装はスカパラさんをイメージしました(笑)」と、黒いスーツにご満悦。千葉雄大は「えー、それ本当ですか(笑)!?」といまいち信用していない様子だ。

そんな千葉がスカパラに抱くイメージは、スカパラの楽曲「カナリヤ鳴く空」。「自分が出演させていただいた映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の主題歌で、この楽曲を聴くと、作品のことを思い出すんです」と語る。

話題はスカパラの曲作りについて、作詞を手掛ける谷中敦を中心にトークを展開。詞を書くようになったきっかけは、お酒の席などで「それ名言だね」と言われることが何度かあったものの、酔っ払って忘れてしまうことが多く、以降ケータイでメモをとるようになり、言葉を書くことの楽しさに気づいたことから。それからは日常的に書くようになり、お正月には知人に年賀状ならぬ“年賀詩”を送るまでになった。

「年賀詩!?」と訝しがるMC2人の前に、実際に書いたという今年の年賀詩が披露されると、「結構ちゃんとしていてびっくりしました」と千葉。田中は「何か感想を言おうと思ったんですけど、(詩が)長すぎて、しかもしっかり書かれていて、何も言えませんでした(笑)」と、2人とも驚がくとなる。

さらにトークはスカパラの「コラボレーション」についてにも。これまで田島貴男、宮本浩次、桜井和寿など多くのボーカリストとコラボしてきたが、スカパラ的に印象的だったのが、Original Loveの田島貴男を迎えての最初のコラボ。谷中にとって初めて作詞をする作品が、素晴らしい歌詞を書く田島に対してだったこともあり、ものすごくプレッシャーがあったという。

ライブでは田島を迎え、田島の力強い「yeah!」を合図に、スカパラが奏でる厚みのある楽器演奏に、田島のパラフルな声とステージングが相まって、一気に引き込まれる。

続いて、アイナ・ジ・エンドを迎えてのコラボ。もち前のハスキーボイスで力強くパフォーマンスするアイナ・ジ・エンドの姿は、強烈な存在感を放っている。