俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の第9回「栄一と桜田門外の変」が11日に放送され、慶喜役の草なぎ剛の演技に称賛の声が上がった。

  • 慶喜役の草なぎ剛

今回、井伊直弼(岸谷五朗)により、蟄居(ちっきょ)を命じられた斉昭(竹中直人)や慶喜(草なぎ剛)が無言の抵抗を続けた。しかし、その井伊は桜田門外の変で暗殺され、斉昭も突然の死を迎え、父の死を聞かされた慶喜は涙。一方、江戸から戻った長七郎(満島真之介)に感化され尊王攘夷の考えに傾倒し始めた栄一は、喜作(高良健吾)に続いて自分も江戸へ行きたいと父・市郎右衛門(小林薫)に懇願した。

謹慎となった慶喜は、これまでの姿とは一変、髪の毛ぼさぼさのヒゲ姿に。そして、斉昭の死を聞かされると、「謹慎というのは親の見舞いどころか、死に顔も見られんのか、そうか。私はなんという親不孝者だ」と涙。慶喜の謹慎姿や草なぎの涙の名演に、SNS上では「謹慎していて髭面でも気品がある草なぎ慶喜様」「謹慎中の慶喜様もお美しい」「慶喜様の悲しみが伝わって涙が出てくる」「慶喜の瞳に演技に…涙」「慶喜の気持ちが痛いほど伝わってくる…すごい…」「草なぎくんの演技に圧倒された」「草なぎ剛の演技にすごく惹き込まれる」「慶喜の苦しみと悲しみが、ひしひしと伝わってきた」といった声が上がった。

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