メルカリの支払い方法のおすすめは? 手数料や上限金額が一目でわかる一覧も

フリマアプリのメルカリの支払い方法には、13種類あります。

本記事ではおすすめの支払い方法を紹介する他、13種類の支払い方法について、それぞれ手数料(2023年5月23日に変更あり)や後払いが可能か、上限額、Web版メルカリで使えるかなどを一覧にまとめています。

また支払い方法の変更の仕方や、支払い方法にまつわるQ&Aも紹介します。通常のメルカリとは異なる、メルカリShopsでの支払い方法にも触れています。

• メルカリの支払い方法は種類が豊富

メルカリの支払い方法でおすすめはクレジットカード

メルカリで用意している支払い方法は全部で13種類です(2023年7月時点)。たくさんある方法のうち、クレジットカード払いが一番のおすすめです。

手数料無料、ポイントがたまる、カードによって分割払い可などのメリットが

クレジットカード払いがおすすめな理由は、詳細は後述しますが、まずメルカリへの手数料が無料である点です。月の購入回数に関係なく、何度使っても手数料はかかりません。

またクレジットカードの多くはポイント制度を用意しているため、メルカリでの購入でポイントをためられます。

カードにより異なりますが、一回あたりの利用上限額も比較的高めのため、高額商品を購入でき、使い勝手も良いでしょう。

さらにほとんどのクレジットカードは分割払いに対応しているため、一括での支払いが困難である高額な商品でも、自分の懐の状況に合わせて支払いができます。分割払いは支払額が3,000円以上となる場合に、アプリのみで使用可能です。

ただし分割払いの場合はクレジットカード会社への手数料がかかることが多いので、そこは注意が必要です。

現金払い派ならコンビニ払いやATM払いがおすすめ

クレジットカードは使いたくない、現金で払いたい、という人には、コンビニ払いかATM払いがおすすめです。後述するように手数料はそれぞれ100円以上かかりますが、手軽で、わかりやすいのが利点です。

支払い方法により、手数料が2023年5月23日より一部値上げ

支払い方法がコンビニ払い、ATM払い、キャリア決済(d払い/auかんたん決済/ソフトバンクまとめて支払い)の場合、今までは一律100円の手数料がかかっていました。

しかし2023年5月23日より、下記のように支払金額によっては手数料が100円よりも高くなっていますのでご注意ください。

メルカリの支払い方法を13種類の一覧で紹介! 手数料や上限額など簡単比較

ここでは、各支払い方法の詳細を見ていきましょう。

メルカリの支払い方法について、一回あたりの上限額・アプリだけでなくWeb版のメルカリで使えるか・後払いが可能か・手数料の4点について比較しました。

下記が一覧です。

ここからはそれぞれの支払い方法について、さらに詳しく見ていきましょう。

クレジットカード払い

クレジットカード払いは、メルカリで提供されている支払い方法の中でも、もっとも使い勝手のいい方法と言えるでしょう。

決済手数料は無料で、後払いができます。対応カードは、VISA・MasterCard・JCB・AMEX・DinersClub・Discover・セゾンカードのいずれかとなり、一回あたりの支払い上限額は各カードにより異なります。

クレジットカードを使って支払うことで、カードのポイントもためることも可能です。対応のクレジットカードを持っていれば、メルカリの支払い方法は基本的にクレジットカード払いがおすすめです。

コンビニ払い(ただし支払いは現金のみで、電子マネー「iD」やクレカは基本不可)

近くのコンビニで支払えるコンビニ払いは便利ですね。ただし支払いは基本的に現金決済のみなので注意しましょう。対応コンビニと、支払時に必要な情報は以下の通りです。

• セブン-イレブン：「払込票番号」または「払込票を表示する」をタップし表示されるバーコード
• ローソン：「お客様番号」と「確認番号」
• ミニストップ：「お客様番号」「確認番号」
• ファミリーマート：「企業コード」「注文番号」
• デイリーヤマザキ：「オンライン決済番号」
• セイコーマート：「受付番号」「確認番号」

セブン-イレブン、デイリーヤマザキ、セイコーマートはレジで直接支払います。

ローソン、ミニストップ、ファミリーマートはそれぞれLoppiまたはマルチコピー機で操作を行い、発券してレジに持っていきます。

セブン-イレブンのみ、チケットカテゴリーの商品または決済手数料を含んで200円未満の支払いはできません。

ATM払い

メルカリではATMを利用して支払うこともできます。ペイジー(Pay-easy)という仕組みを利用して支払いますが、一回あたりの決済は10万円未満となります。10万円以上を支払う必要がある場合は、ポイントまたはメルペイ残高を併用するか、クレジットカード払いで支払うなどしましょう。

手数料は100円～880円ですが、金融機関によっては時間帯などにより別途手数料が発生する場合があるので注意しましょう。

キャリア決済(d払い/auかんたん決済/ソフトバンクまとめて支払い)

キャリア決済は、携帯キャリアが少額決済のために用意している決済方法です。どのキャリア決済も、携帯料金と合算して支払えるため、後払いの一種とも言えます。手軽に支払いができる点は便利ですが、いずれのキャリアも決済手数料が100円～880円かかります。

利用限度額は、auかんたん決済は10万円未満(au携帯電話の契約における年齢や利用状況などによって異なる)、ソフトバンクまとめて払いは5万円未満です。

d払いは、さまざまな条件により上限が異なりますが、最大10万円までとなります(例えば19歳以下は1万円が上限です)。また、ドコモのサイトにて設定すれば、dポイントの利用も可能です。

キャリア決済は、比較的少額で後払い決済をしたい場合、手軽に決済をしたい場合などに適しています。

FamiPay

FamiPayは、スマートフォンアプリ「ファミペイ」で支払う決済方法です。

手数料無料で決済できますが、最大10万円までの支払いであり、キャリア決済と同じく少額の決済で、決済手数料を節約したい場合に向いています。

メルペイ残高(売上金含む)使用

売上金は、「お支払い用銀行口座を登録」か「アプリでかんたん本人確認」が完了すると、自動的にメルペイ残高になります。メルカリでの支払時にメルペイ残高を指定すると、自動的に支払える仕組みです。

メルカリポイント使用

売上金を利用してメルカリポイントを購入し、そのポイントを1ポイント=1円として使って支払いができます。

ただし、「お支払い用銀行口座を登録」か「アプリでかんたん本人確認」が完了している場合は、ポイント購入せずに直接メルペイ残高で支払うシステムとなっています。

メルペイのあと払い(メルペイスマート払い)(翌月一括払い/定額払い)

メルペイのあと払い(メルペイスマート払い)は、当月分のメルカリ購入代金を翌月にまとめて清算できる、後払い式のサービスです。

メルペイのあと払いの支払い方法は下記です。

• 銀行口座からの自動引き落とし
• メルペイ残高使用(売上金、チャージなど)
• コンビニ払い
• ATM払い

自動引き落としまたはメルペイ残高での精算を選ぶ場合は、清算時手数料は不要です。コンビニ・ATMで清算する場合のみ、200～880円の清算時手数料が必要となります。

なお、メルペイのあと払いは翌月一括払いが通常ですが、任意で定額払いも利用できます。しかし定額払いの場合は年率15.0%の手数料がかかるので注意が必要です。

またメルペイのあと払いには、メルカリ側によって決められた利用限度額があり、その範囲内で、利用者が任意で利用上限金額を設定できます。そのため、使いすぎを防ぐことができます。メルカリ側により決められた利用限度額は人それぞれで異なり、定期的に見直しされています。

チャージ払い

チャージ払いとは、銀行口座からメルペイ残高にチャージして支払う方法です。

チャージ払いの手数料は無料で、チャージした分だけ利用できるため使いすぎを防ぎやすい点が特徴と言えます。

最低チャージ金額は3,000円です。

Apple Payの支払い

Walletアプリに登録したクレジットカードを使った、Apple Payでの支払いも可能です。

クレジットカードと同じく後払いで、決済手数料は無料と使いやすい決済方法です。対応カードはMasterCard・JCB・AMEXとなります。

一回あたりの利用上限額は、設定したクレジットカードのショッピング枠または、加盟店によって一回あたり2万円以内に制限される場合もあります。詳しくは、Walletアプリに登録したクレジットカードの公式サイトで確認しましょう。

なおApple Payは一部の購入にのみ使用可能であり、商品ページまたは購入手続きページに「Apple Pay」の表示が無い場合は使用できません。

メルカリクーポン使用

メルカリクーポンとはメルカリが配布するクーポンであり、クーポンの内容によってメルカリでの支払いがお得になります。

クーポンの種類には、商品の購入代金として使えるものやポイント付与型のものがあります。

• コンビニ払いやクレジットカード払いなど、自分にとって便利な支払い方法を選ぼう

購入後に支払い方法は変更できない? やり方は?

基本的に、購入時に選択した支払い方法は変更できません。

ただし、コンビニまたはATMでの支払いを選択した場合のみ、両者どちらかの選択肢の範囲内で支払い方法を変更できます。

メルカリShops(ショップ)での支払い方法は異なる

通常のメルカリとは別に、メルカリサイト内にはショップを開設できる「メルカリShops」というサービスが存在します。

出品者にうれしい在庫機能などがありますが、メルカリで利用できる「コメント」などの一部機能が利用できません。

支払い方法も通常のメルカリと異なっており、メルカリShopsでは以下の決済方法での支払いが可能です。

• クレジットカード払い(一括払い)
• コンビニ払い
• ATM払い
• メルペイ残高
• メルカリポイント使用
• メルペイのあと払い(メルペイスマート払い。定額払いは使用不可)
• メルカード
• キャリア決済(auかんたん決済)

メルカリの支払い方法のQ&A

メルカリの支払い方法について、よくある質問をまとめました。メルカリでの支払い方法に疑問を持ったときは、この中に解決方法がないかご確認ください。

支払い方法が選択できない場合は?

メルカリの購入手続きの中で、自分が使いたい支払い方法が選べない場合があります。Web版メルカリから決済をすると選択できる支払い方法が少なくなるため、スマホアプリからの決済を試してみてください。

自分がデフォルト設定した支払い方法の確認方法、変更方法は?

メルカリのマイページをタップ→「個人情報設定」→「支払い方法」を選択すると、自分がデフォルトで設定している支払い方法を確認できます。

変更したいときは、任意の支払い方法を選択し、左側に青の丸マークが表示されることを確認してください。これで、商品を購入する際にデフォルトで選択される支払い方法が変更できます。

なおWebサイトで操作する場合は、「更新する」ボタンをクリックしてください

後払い可能な支払い方法はどれ?

前述のように、後払い可能な支払い方法は以下の通りです。

• クレジットカード払い
• 各種キャリア決済
• メルペイのあと払い(メルペイスマート払い)
• Apple Pay

後払いをしたい人は、これらの中から自分にとって使いやすい支払い方法を選びましょう。

出品者から購入者の支払い方法を確認する方法は?

基本的に、出品者から購入者の支払い方法を知ることはできません。ただしコンビニ払い、ATM払いは、購入後に支払いが完了した時点でプッシュ通知、メールで連絡がきます。

支払い方法によって支払期限は違う?

メルカリの支払期限は、購入手続きから3日(購入日を含む3日目の23:59:59まで)です。

期限の範囲内で支払いを済ませましょう。基本的に支払い方法によって期限が変わることはありませんが、前述のようにクレジットカードなど先に決済がされ、実際にお金を払うのは後からという方法もあります。

• メルカリの支払い方法でわからないことがあれば確認しよう

メルカリの支払い方・決済方法を知って、自分に適したものを選択しよう

メルカリの支払い方法は、種類が多くどれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。そういった中で、クレジットカード払いは便利でおすすめです。

メルカリを出品・購入の両方で利用している場合は、メルペイ残高にある売上金を使用することもできます。自分にとって使いやすい支払い方法を選び、登録・利用しましょう。