フリマアプリのメルカリにおいて大事なのは、出品者がどのような状態の商品を出品するかということです。購入した商品の状態が良ければ、その出品者に対して信頼を抱き、「次回もこの人から買いたい」と思う方も多いでしょう。そんなときに、その出品者を直接探すことができれば便利ですよね。

本記事ではメルカリで特定の出品者を見つける際に役立つ方法とそのやり方などを紹介します。商品検索の方法や閲覧履歴はバレるのか、ブロックの仕方などの豆知識もまとめました。

  • メルカリで出品者検索はできる?

    メルカリで出品者は探せるのでしょうか?

メルカリで出品者を検索したい! 検索機能はある?

では実際にメルカリに出品者の検索機能はあるのでしょうか。答えは「No」です。メルカリには出品者のアカウント名だけを検索する機能はありません。

出品者の名前だけでは出てこない

特定の出品者のアカウント名を指定して検索しても、探している出品者の販売ページは出てこないです。その代わり、出品者のアカウント名を含んだ商品タイトルページなどがずらりと列挙されるでしょう。

メリカリのユーザー検索(アカウント検索)の代替案

メルカリには、出品者をピンポイントに検索する機能はありません。ただ、お気に入りの出品者を見つけたい場合や、購入などのやり取り以外で特定の出品者を見つけなければならないときもありますよね。

そのような際は、既存の機能でユーザー検索と似たようなことができます。詳しく見ていきましょう。

出品者を商品ページから確認する

そもそもメルカリを使うにあたり、出品する人はみなアカウントを開設して、マイページを持っています。

出品者のマイページを見つけるには、まず商品を検索するのが基本です。

商品の紹介ページを開くと、下部に「出品者」と記載のある欄があるのでタップします。すると、出品者のマイページが表示され確認できます。

  • メルカリで出品者検索はできる?

    出品者の確認の方法

出品している商品が特徴的で、購入希望者の記憶に残っている場合に有効でしょう。

出品者のマイページからは、その人が過去に出品した商品や現在出品中の商品を確認できます。

商品検索窓にて、名前(ニックネーム)やキーワードを入れて探す

出品者や購入者の名前を検索する機能はありませんが、検索フォームで探したい相手のアカウント名やキーワードを入力すること自体は可能です。

【名前・キーワード検索のやり方】

(1)メルカリのホーム画面を開く

(2)ページ上部にある検索フォームに、検索したい相手のアカウント名(ニックネーム)やキーワードを入力する

ただしこの機能は基本的に、商品検索のためのものです。

実際に検索してみると商品タイトルに検索した文字列が含まれているものが検索画面一覧に出てくるため、チェックすべきページが膨大になってしまいます。

例えば、探したい出品者のアカウント名が「山田」さんだったとしましょう。検索フォームに「山田」と打ち込むと、芸能人や有名人の「山田●●」さんをタイトルに含むページが大量にヒットします。これらの中からお目当ての「山田」さんを探すのは至難の業ですし、そもそも検索画面一覧にない可能性もあります。

名前(ニックネーム)やキーワードでユーザー検索をしても、確実に探したいアカウントを見つけられるわけではない点は注意が必要です。

専用出品を活用して探す

少し変わった方法ではありますが、専用出品ページからお目当ての出品者を探すというやり方もあります。

メルカリの「専用出品」とは、出品者が自身の特定の売り物を、特定の購入希望者のためにだけに展開することを指します。そのように特定の人に対して展開された商品ページのことを「専用ページ」と呼ぶことがあります。

専用出品はメルカリが公式に認めているルールではなく、ユーザー間で用いられている独自ルールです。購入希望者と出品者が直接コメントをやり取りし出して以降、そのやりとりに他のユーザーが入ってこられないようにするための措置です。

具体的には

  • 購入希望者が値下げ交渉をして出品者が値段を下げた
  • 購入希望者が支払いに対する期限を出品者に相談する

といったタイミングで専用出品が行われます。

そして、この専用ページを作る際には、出品者が専用出品の商品名を「●●様専用ハンドメイドチェア」といったような名前に変更するケースが多いです。そのため、検索フォームで「「●●様専用」「●●様専用ハンドメイドチェア」と入力して検索すると、この商品の専用ページにたどりつき、そこから探している出品者を見つけられるかもしれません。

出品者名がわからない、あるいは覚えていなくても「過去にこのようなアカウント名の人に対して専用出品をしていた」という事実を知っていれば、専用出品ページを検索して探してみることで、お目当ての出品者を見つけられるかもしれません。

【専用出品検索のやり方】

(1)メルカリのホーム画面を開く

(2)ページ上部にある検索フォームに「●●様専用」や「●●様専用 △△(商品名)」と入力する

閲覧履歴から探す

もしもお目当ての出品者の出品した商品のページを過去に閲覧したことがある場合は、閲覧履歴から探すことができます。

【閲覧履歴からの探し方】

(1)マイページを開く

(2)「商品管理」の下部の「閲覧履歴」を選択

(3)該当の商品を選択し、商品ページの出品者情報を確認する

ただし、出品者が該当の商品を削除や出品停止した場合、閲覧履歴には表示されません。

「いいね!」から探す

もしもお目当ての出品者の出品した商品のページを過去に「いいね!」したことがある場合は、一覧から探すことができます。

【「いいね!」からの探し方】

(1)マイページを開く

(2)「いいね! 一覧」を選択

(3)該当の商品を選択し、商品ページの出品者情報を確認する

取引履歴から探す

もしもお目当ての出品者から過去に何かを購入したことがある場合は、取引履歴から探すことができます。

【取引履歴からの探し方】

(1)マイページを開く

(2)「購入した商品」の上部「過去の取引」タブを開く

(3)該当の商品を選択し、取引画面の出品者情報を確認する

フォロー機能を活用する

メルカリでは、気になる出品者のフォローが可能です。フォローすると、マイページからその出品者のページに飛べ、今までの商品や販売中の商品を見られるようになります。

【フォローリストからの探し方】

(1)マイページを開く

(2)自分のアカウント名かアイコンを選択

(3)自分のプロフィールの下部にある「フォロー中」を選択

(4)該当の出品者を選択し、確認する

今後は以下の方法でフォローをしておくと、お気に入りの出品者をすぐ探せるようになります。

【フォローのやり方】

(1)気になった商品のページを開く

(2)商品ページ内の「商品の情報」の下にある「出品者」のところまでスクロールする

  • フォローフォロワー機能を使う

    「出品者」を選択

(3)出品者のアイコンや名前をタップすると、その出品者のページに行くので、「出品数」や「フォロー」「フォロワー」の数などを確認する

  • フォローフォロワー機能を使う

    「+フォロー」をタップ

(4)出品者が気になれば、名前の下の「+フォロー」のボタンを選択し、フォロー完了

フォローしている人に閲覧履歴はばれるのか

フォローをして、お気に入りの出品者のページを頻繁に見にいくものの、それを知られたくない方もいるかもしれません。

出品者のプロフィールや、商品を見に行った際に、閲覧した記録は残ってしまうのでしょうか。

答えは「No」です。メルカリでは閲覧履歴が相手にも知られてしまう、いわゆる「あしあと」のような機能はありません。

ただし後述するように、フォローされている人は、自分をフォローしている人を知ることはできます。

自分のフォロワーを確認する方法

なお自分のフォロワーを確認したい場合は、「マイページ」上部にあるアカウント名かアイコンを選択してください。

自身の詳細プロフィールが表示されるので、「フォロワー」をタップすると、一覧が表示されます。

  • フォローフォロワー機能を使う

    マイページからフォロワーが確認可能

【番外編】メルカリの便利な商品検索方法

出品者の検索方法とは少しずれますが、上記で紹介した以外にも、商品検索の方法について紹介します。商品ページから、お目当ての出品者にたどり着けるかもしれません。

絞り込み機能を使う

絞り込み機能はとてもベーシックな検索機能です。さまざまなカテゴリーやブランドを絞り込むことで、たくさんある商品の中から、詳細に絞ることができます。使い方は以下の通りです。

(1)検索窓をタップし「カテゴリーからさがす」か「ブランドからさがす」をタップします。

(2)欲しい商品に該当する情報で絞り込み、検索しましょう。

ハッシュタグを使う

出品者がメルカリの商品の説明に「#」をつけていると、購入希望者が探しやすくなります。

例えば「#自転車」などをつけると、このハッシュタグから他の自転車の商品一覧に遷移できます。購入希望者は類似するその他の商品を調べたい場合などに、ハッシュタグを活用してみてはいがでしょうか。

一方出品者は、商品に関連しないハッシュタグをつけると、出品規制の対象になってしまうので気を付けましょう。

メルカリで悪質な相手(購入者)をブロックするには

  • 悪質な相手をブロックする

    悪質な相手はブロックすることができます

ここまで購入(希望)者の視点でお話してきましたが、ここでは出品者の方向けの情報についてお話していきます。

前述のように、メルカリでは出品者をピンポイントに探すことはできないものの、フォロー機能を使えば、すぐに特定の相手のページに行けることがわかりました。

メルカリを利用していると、出品時に運悪く、良識を持たない購入者にあたってしまうことがあるかもしれません。しかしその購入者からフォローされていると、相手はあなたの出品を随時確認できてしまいます。

そのようなときに、取引をできなくするなど制限するブロック機能があります。

何らかのトラブルが発生し、「もう自分のことをチェックしてほしくない」というときに活用してみましょう。

【相手をブロックする方法】

(1)相手のプロフィールを表示する

(2)プロフィール右上にある「…」のマークをタップする

  • 悪質な相手をブロックする

    相手のプロフィールを表示し、「…」のマークをタップ

(3)「この会員をブロック」を選択する

  • 悪質な相手をブロックする

    「この会員をブロック」を選択

相手をブロックすると、購入・コメント・いいね・フォローを制限できます。

ブロックをしたことは相手には通知されません。自分が解除しない限り再開することはないので、安心して使うことができるでしょう。

なおすでに取引中の場合、取引は継続されます。

不当な評価をしてくるなどブロック機能だけでは対処できない場合は、個人同士で解決するのではなく、メルカリの運営に連絡して解決を図りましょう。

メルカリには出品者検索機能はないが、ユーザーを探す代替機能がある

お気に入りの出品者をピンポイントに検索する機能はメルカリにはありません。しかしフォロー機能を使うことで、気になった出品者を随時確認することは可能です。

また、閲覧履歴や「いいね!」を活用するなど、代替機能はいくつかあります。

その時々で検索方法を変え、メルカリで自分好みの商品を手に入れましょう。