コロナ禍により家で食事をすることが増えたことで、自宅での調理に役立つ家電が人気の昨今。これまであまり料理をしてこなかった人にも簡単に使えて、食生活を豊かにできる製品もあるようだ。今回は、パナソニックのオーブントースター「ビストロ NT-D700」を試してみた。これが想像以上に大活躍。普段何気なく食べているパンや惣菜が、とびきり美味しくなった!

  • SF映画っぽく調理中。2021年カレーパンの旅だ

最新オーブントースターでカレーパンを温めてみた

「ビストロ NT-D700」(オープン価格)は、2021年2月1日に発売された新製品。パナソニック独自の「遠近トリプルヒーター」と「インテリジェント制御」を搭載しており、自動メニューにより厚切りや冷凍の食パンも、手軽に美味しく焼き上げることができるオーブントースター。シンプルなパネル、モノトーンのビジュアルがカッコイイ。幅34.1×奥行き32.8×高さ26.9cmと置き場に困らないちょうど良いサイズ感も◎。

  • モノトーンでシンプルなビジュアルもカッコイイ「ビストロ NT-D700」

論より証拠、ということで早速使ってみた。普段食パンを食べない筆者は、とりあえず最初からカレーパンを温めてみることに。カレーパン温めるだけでしょ?そんなに変わるもんかな……と、半信半疑でオーブンをオープン。選択/決定から「そうざいパン」を選んで目安時間を見ると、カレーパンは「しっかり温めてカリっと焼くもの」の項目で、所要時間は8~9分。えー長くないすか。といちいちぶつぶつ言いながら、「焼き加減」を合わせて、いざスタート。

  • 油を使っているそうざいパンは受け皿にアルミホイルを敷いてスタンバイ

見た感じとくに変化はないけど、なんか、ほんのり良い匂いがしてきたぞ。期待大。出来上がりを取り出して触ってみると、外側がカリッカリ、包丁で切ってみたらザクッと気持ち良い音が出た。食べてみると、カリッとした外側に対して中の生地はちゃんとふわっとしていて、具のカレーは別で調理したかのようにトロットロ、全然焦げたりもしていない。これはすごい! 驚きの美味さだ。

  • パナソニックのオーブントースター「ビストロ NT-D700」で温めたカレーパンは想像を越える美味しさだった

普通、カレーパンを温めると、生地から油が沁み出てべっちゃりしちゃうもの。それがカリッふわっトロッとなるんだからマジで全然違う。早くも「ビストロ NT-D700」の威力にひれ伏す筆者。恐れ入りました。

  • 出来上がりはびっくりするぐらい外側がカリッカリで中はふんわり、カレーも焦げたりせずにまろやか

お餅とさつまいもも焼いてみた

続いて、お餅を焼いてみよう。今度は当然温めるだけじゃなく生のお餅を焼くわけだが、これまた外側がカリッとして中は軽くてモチモチ、なんでこんなに違うのか?というぐらい食感が違った。また、お米の味がしっかり感じられるぐらい、味の良さを引き出していた。

  • お餅も普通のオーブンで焼いたのとは段違いの食感、美味しさになる

続いては、焼きいも。スーパーで買ってきたさつまいもを中に入れて、自動メニューで「焼きいも」を選び焼き加減を選択。大きめのさつまいもを入れたので、調理時間は30分ほど。出来上がりを割ってみると、黄金色のボディから湯気を立てながら、見事な焼きいもが誕生。ホックホクで甘~い! 久々に食べたけど、焼いもってこんなに美味しかったっけ?しかもこんなに手軽にできちゃうなんて。安納芋など、よりねっとりした甘さが特徴なさつまいもは、「じっくり焼きいも」で焼くとさらに美味しくできるのも特徴的。

  • ホックホクで甘~い焼いもが手軽に作れた!

自動メニューの他、手動のオーブン調理も可能。120℃~260℃まで8段階の温度調節機能付きで、グラタンやグリル野菜なども調理することができる。想像以上に美味しく調理できた「ビストロ NT-D700」。家庭の食生活を手軽に豊かにしてくれる、頼りがいのあるオーブントースターを是非お試しあれ。

  • チーズ入りメンチカツも温めただけで絶品料理になった感じ