ビジネスマンにとって、海外出張や国内で様々な国の人との円滑なコミュニケーションは重要課題。コロナ禍でなかなか直接国際的な交流をする機会はないものの、こんなときこそ来るべき日に備えて準備しておきたいもの。そこで今回は、ビジネスマン注目の新製品、イヤホン翻訳機『Timekettle M2』をご紹介。

  • 翻訳と音楽、通話とこれ一台でビジネスに旅行に大活躍なイヤホン型多機能翻訳機『Timekettle M2』

操作性がスムーズで音楽を聴くのも◎

『Timekettle M2』は、AI 翻訳を専門とする中国深セン発のスタートアップ企業 Timekettle(タイムケトル)社が、応援・購入サイト「Makuake」にて先行予約販売を開始した新製品。翻訳機として使えるだけではなく、普通にワイヤレスイヤホンとして音楽を聴いたり、通話に使うことができる。使い方は簡単。スマホ等モバイル端末のBluetoothを開き、「Timekettle M2」を選択、接続してペアリング。この時点で実際に装着して音楽を聴いてみた。操作方法は、「R」側のイヤホンを1回タップすると再生・一時停止、2回タップすると前の曲を再生、3回タップすると音声アシスタントが起動するなど、スムーズで快適な使い心地でスマホの音楽ライブラリーから曲を聴くことができた。このようにイヤホンをタッチまたは長押しすることで操作できるため、スマホ側での操作をしなくて済むのがポイント。

  • イヤホンをタップするだけでスムーズに操作できる

  • 「Timekettle M2」のスタイリッシュなケース

  • ケースにはマグネットでしっかりと収納できる

スマホアプリを通してリアルタイムで翻訳

翻訳機としては、アプリストアから「Timekettle」と検索してアプリをDL、「Timekettle M2」に接続して使用可能。状況に応じて使える3つの翻訳モード(「タッチモード」「リッスンモード」「スピーカーモード」)が用意されている。「タッチモード」では、お互いが片方ずつイヤホンをつけて話すことでリアルタイムで翻訳が可能。イヤホンをタッチすると翻訳が両方のイヤホンに同時に流れる。「リッスンモード」では、スマホなどのデバイスを話す人のそばに置くと、相手の話を聴きとり、スマホには文字起こし、イヤホンには翻訳音声が流れる。「スピーカーモード」では、自分はイヤホンをつけて、相手はこちらのスマホを使って話す。オンライン翻訳対応言語は40種類93言語のオンライン翻訳に対応(2020年10月時点)。オンライン翻訳言語は、商品購入後も随時無料でアップデートしていくという。さらに、ネット環境がなくても使える「オフライン翻訳」も順次搭載。2020年10月現在、日本語と中国語、英語と中国語、中国語とその他3言語(ロシア語/スペイン語/フランス語)に対応している。また、日本語と英語など、英語を起点としたオフライン対応言語も開発中で年内の追加搭載を予定しているという。また、チャットグループで発信した内容を40言語同時翻訳できるというリアルタイム翻訳チャット機能「リモートモード」beta版が無料公開中。リモートワークの時代に強い味方になってくれそうだ。

従来の翻訳機とは違い、相手の表情を見ながらリアルタイムで翻訳ができるため、より自然で快適な会話を楽しむことができるイヤホン型多機能翻訳機『Timekettle M2』。仕事はもちろん、海外旅行や国内での国際交流にも大いに役立ちそうだ。