俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の第6回「栄一、胸騒ぎ」が、きょう21日に放送される。

  • 『青天を衝け』第6回の場面写真

長七郎(満島真之介)や喜作(高良健吾)と共に剣術の稽古に励む栄一(吉沢亮)は「百姓にだって何かできるはずだ」と意気込む。そんなとき、千代(橋本愛)から突然思いを告げられ、胸がぐるぐるしてしまう栄一。さらに、道場破りの真田範之助(板橋駿谷)が栄一らの道場に現れて……。

一方、東湖(渡辺いっけい)を失った斉昭(竹中直人)はさらに過激な言動が増え、慶喜(草なぎ剛)らに引退を勧められるが、「慶喜が将軍になるなら引退する」と突っぱねる。他にも慶喜は、正室に迎えた美賀君(川栄李奈)の気性に頭を悩ませていた。

今回、篤君(のちの天璋院)を演じる上白石萌音も初登場する。

大河ドラマ第60作となる本作は、新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一の生涯を描く物語。幕末から明治へ、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように未来を切り開き、約500の企業を育て約600の社会公共事業に関わった“日本資本主義の父”で、晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれている。

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