劇場版『奥様は、取り扱い注意』(3月19日公開)の公開記念舞台挨拶が20日に都内で行われ、綾瀬はるか、西島秀俊、岡田健史、小日向文世、佐藤東弥監督が登場した。

  • 綾瀬はるか

    綾瀬はるか

同作は2017年10月~12月に日本テレビ系列にて放送されヒット。他人も羨むちょっとセレブな専業主婦だが実は元スゴ腕の特殊工作員という過去を持つ伊佐山菜美(綾瀬)が、持ち前の強さと賢さで次々とトラブルを解決していく。最終回では、実は公安のエリートでありながらそのことを隠し、菜美と結婚していた伊佐山勇輝(西島秀俊)が帰宅した菜美に拳銃を突きつける衝撃のシーンで終了していた。

主演の綾瀬は肩と背中を大きく露出したドレスで登場し、観客を魅了する。2020年6月公開の予定だった同作は新型コロナウイルスの影響で公開が2021年3月となり、綾瀬は「1年くらい延期になると聞いた時はだいぶ先だなと思って、どんな感じになるんだろうと思ってたんですけど、ようやくとてもいい時に公開できたんだなと思って嬉しいです」と喜んだ。

観客の入るイベントも久しぶりとなり「(これまでは)お客様がいないところで細々と……皆さんにお会いできて嬉しいです」と綾瀬が本音をのぞかせる場面も。西島は「こうやって皆さんと直接、中継の皆さんともカメラを通してお会いできて本当に嬉しいです」、小日向は「1年ぶりくらいにお客様の前でお話しする。ようやくまたこうやって皆様の前に立てることを嬉しく思っています」とそれぞれ心境を表した。

撮影での思い出を聞かれた西島は「下田は印象深いですね。すごくいいところで、2人が穏やかに住んでいるところで、実際にも心が和む場所でした」と振り返る。同じ質問を聞かれた綾瀬が「……はい、そうですね。下田、海がきれいで」と繰り返すと、西島は「考えて、ちゃんと。ほんとに!?」と"コメント泥棒"疑惑につっこむ。綾瀬は「本当に! 夏に撮ってて、黒いスーツを着てたんですけど本当に暑くて、絞ると汗が出るくらいアクションをやっていたから、風通しが良くて気持ちよかったのを覚えています」と説明していた。