JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州とNTTコミュニケーションズは18日、新幹線車内で提供している列車公衆電話サービスを6月30日に終了すると発表した。

  • JR東海が投入した東海道・山陽新幹線の新型車両N700S

  • N700Sの車内にも公衆電話が設置されていた(2020年6月の取材時に撮影)

近年、携帯電話の普及によって列車公衆電話サービスの利用が減少していることに加え、トンネル内なども含めたすべての新幹線で携帯電話の利用が可能になったことから、新幹線車内での列車公衆電話サービスを終了することになった。

なお、サービス終了は6月30日だが、6月7日から列車により公衆電話が使用できない場合があるとのこと。今後は手持ちの携帯電話を利用するか、駅などに設置してある公衆電話で連絡を済ませた上での乗車を呼びかけている。