お笑いコンビ・納言の薄幸が、15日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎週月曜24:15~)で先生役を務め、農業高校時代のやんちゃエピソードを語った。

  • 薄幸=テレビ朝日提供

農業高校時代、「学校はサボればサボるほどカッコイイ」と思い込んでいた薄は、入学1カ月後、学校をサボって“夢の国”に行くという暴挙に。入場料を払って追いかけてきた教師たちに6人がかりで連れ戻され、停学になったが「停学ってドラマみたい」と興奮。「怒られたい」「かまってほしい」という気持ちはエスカレートし、タバコを吸っていないのにわざと先生の前でライターを落とすという謎の行動に出る。

さらに、好きな教師に怒られたい一心で、農業高校で絶対にやってはいけない「先輩の育てたトマトを授業中に食べる」という悪事を働いてしまう。だが、若林正恭(オードリー)や吉村崇(平成ノブシコブシ)らは「農業高校だと相当やばいこと?」「普通の学校で言うとどういうことに値するんだろう」と、ピンと来ていない様子。

薄は、農業高校では農作物も生き物として扱っているため、とんでもないタブーだと熱弁。詳細な動機について「朝から授業中にトマトを食べたらかっこいいだろ、目立つだろって……」と説明するが、“朝からトマト”というシチュエーションに、澤部佑(ハライチ)から「爽やかなワンシーンだから!」とツッコまれる。しかしこの一件が決め手となり、教師から「お前、もう退学だよ」と宣告された薄は、学校を去ることになったと明かした。

退学後は、17歳でワタナベエンターテインメントの養成所へ。先輩や講師がとにかく怖く「初めて社会の厳しさを知った」と話しながらも「好きなことで努力してほめてもらえるって最高にうれしい」と気付き、真面目にお笑いに向き合い始めた薄。「人生で初めて真面目に向き合えて、大好きな仕事ができて、毎日本当に楽しい」と、現在の心境を語っている。

同番組は、毎週放送直後の24時45分から「ABEMA」で完全版を配信中。