映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)の10周年メモリアルバナーが16日、公開された。

  • 映画『るろうに剣心』10周年メモリアルバナー

    映画『るろうに剣心』10周年メモリアルバナー

和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。

第1作目『るろうに剣心』の撮影が開始した2011年から10年を迎え、10年間の歴史が一目でわかる、オールキャストが集結した“10周年メモリアルバナー”が完成。“THANK YOU FOR YOUR LOVE OVER THE LAST TEN YEAR 2011-2021”とメッセージが書かれ、お馴染みの神谷道場メンバーをはじめ、過去作3作品に出演していた鵜堂刃衛(吉川晃司)、武田観柳(香川照之)、観柳の手下・外印(綾野剛)、志々雄真実(藤原竜也)や剣心の師匠・比古清十郎(福山雅治)らの姿が収められている。今回の「最終章」の新キャストである、シリーズ最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑)や雪代巴(有村架純)、桂小五郎(高橋一生)らも立ち並び、メンバー22名が一堂に集結した。

主演の佐藤は「完成した作品を観て、大きな達成感、満足感がある。ただ、本当の区切りは無事にこの作品が公開されて皆さんの元に届くまでだと思うので、それまで緊張感を緩めずに走り抜きたい。もちろん終わってしまう寂しさもありますが、その寂しささえも皆さんと共有できたら嬉しい」と、今回立ち上がった10周年記念プロジェクトへの意気込みを明かし、10周年メモリアルバナーについても、「10年間の歴史がわかるので、懐かしんでもらいたい。そして最新作を楽しんでもらえたら」とコメントしている。

佐藤はさらに「続編をもっと観たいと思ってくれる方がいたから、ここまで続けられた。皆さんに感謝したいし、期待に応えられるようやってきたので、その想いが届いたら嬉しい」と感謝。巨大な10周年メモリアルバナー80枚に直筆でサインし、80枚の中には「おろ。」や「完結でござる。」などが書かれたレアバナーも。体育館に敷き並べた巨大バナー1つ1つ丁寧にサインを行った佐藤の様子をおさめたメイキング映像も公開されている。

直筆サインの入ったバナーは、過去に本シリーズの全国劇場を巡るキャラバンで顔なじみの“リアルるろう人”に扮した俳優・長尾卓也が、全国24都府県の上映劇場へ直接届ける。るろう人によるバナー献上の旅は19日よりスタートし、劇場を巡る様子は随時、るろうに剣心最終章公式SNS、そして過去シリーズでも旅路を報告し続けてきた”るろう人”Twitter(@rurounin)での報告を予定。18日19時より公式Instagram(@rurokenmovie)でインスタライブも予定している。