3月20日公開の映画『映画ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』の完成披露舞台あいさつが14日、開催された。

『映画ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』は、"思いやり"と"絆"をテーマにパートナーの"ヒーリングアニマル"と一緒に地球をお手当てする"癒やしのプリキュア"である『ヒーリングっど・プリキュア』(以下、「ヒープリ」)全員がそろった初の劇場版。さらに、最新シリーズ『トロピカル~ジュ!プリキュア』(以下、「トロプリ」)が登場する『映画トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ・ダンスパーティ!』も同時上映されている。

本イベントでは、「ヒープリ」より悠木碧(キュアグレース/花寺のどか役)、依田菜津(キュアフォンテーヌ/沢泉ちゆ役)、河野ひより(キュアスパークル/平光ひなた役)、三森すずこ(キュアアース/風鈴アスミ役)、「トロプリ」よりファイルーズあい(キュアサマー/夏海まなつ役)が登壇。本作の舞台は、映画のキーアイテム・ゆめペンダントによって、みんなの夢を映し出すことのできる"ゆめアール"体験が大流行中の東京ということで、舞台上に"ゆめアール"の空間を再現。かわいくキラキラとした華やかなステージでのイベントとなった。

「ヒープリ」「トロプリ」の声優は新型コロナ感染症の影響もあり、観客前での舞台挨拶は初めて。悠木は「やっとヒープリのみんなと一緒に、お客様の前に立てたなっていう気持ちがいっぱいです。なんとかみなさんにお顔を見せるタイミングができて良かったです!」と喜びをかみしめました。そして、「アスミちゃんの銀幕デビュー、良かった!」とコメントし、キュアアース/風鈴アスミ役の三森は「アスミの銀幕デビューにようこそ!」と呼びかけ、会場を沸かせた。

上映前の舞台挨拶という事で映画の見どころや注目ポイントを聞くと、キュアフォンテーヌ/沢泉ちゆ役の依田は「みんなのおかげで、ちゆの(陸上選手としての)夢の舞台、国立競技場が映し出されているので、ぜひ注目していただきたいです!」、そしてキュアスパークル/平光ひなた役の河野は「映画ではのどかとお母さんの絆が描かれていて、お母さんと一緒に観たいなと思いました!」と熱を込めてコメントし、和気藹々とした雰囲気の中で、本作の魅力あふれるトークが繰り広げられた。

キュアサマー/夏海まなつ役のファイルイーズは「ヒープリ」の絆について、「「ヒープリ」の最終回で一緒にアフレコをした時、声優の控室で「ヒープリ」のみなさんが和気藹々と話していて、それを見て私たち「トロプリ」も1年後にこんな(仲がいい)チームになれたらなって思いました」と意気込みを語った。

また、同時上映されるスペシャルムービーの「映画トロプリ」の見どころについてファイルーズは、「短い尺の中にギュッと「トロプリ」の魅力が詰め込まれていて、展開が追い付かないくらい早いので瞬きをしないでほしいです!TVアニメよりもいち早くみんなが変身した姿を見ることができるので、そこもぜひ注目してほしいです」とコメント。

そんな本作の魅力満載のトークで観客も最高潮に盛り上がったところで、舞台が暗転し華やかでかわいい夢のような空間に大変身。そして悠木の「みんなの心に~!」の掛け声に、全員が「ゆめアール!」と応えると本作のゲスト声優で、本人役として出演している藤田ニコルがキュアグレース、キュアドリーム、キュアサマーと一緒に登場!"ゆめアール空間"での夢のコラボレーションが実現!藤田ニコルのサプライズ登場に、観客も拍手喝采!場内が熱気に包まれた。

藤田ニコルは本作に登場する「Yes!プリキュア5GoGo!」のモチーフのバラ柄の衣装を着用。その姿にファイルーズは「ニコるん、トロピカってる!」と大はしゃぎしていた。藤田は本作の出演について「本人役で映画に出ることは今までになかったのでびっくりしました。しかも東京ガールズコレクションも再現されて、プリキュアがそのステージをみているのが不思議な感覚ですごい嬉しく思いました。」夢を映し出すことができる"ゆめペンダント"で映し出すなら何を映し出す?という質問に藤田は「最近なかなかおいしい空気をすえていないので、ハワイをここに映し出したいです。東京をハワイにしたいです」と語った。

対して悠木は「この映画を観て思ったのが、自分が想い描く服を着ることはやっぱり憧れますよね!"ゆめペンダント"の力で変身したいです!」とキャスト陣は夢についてのガールズトークを繰り広げた。

そして最後に悠木は「本作品は「ヒープリ」の集大成の作品として、お披露目される作品。今思うと(2020年10月に公開した)『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な一日』から他のシリーズのみなさんにたくさん助けてもらった「ヒープリ」だったんだなって思います。たくさんの人の愛情を受けて、やっとみなさんに届くのがとても嬉しいです。夢と希望がたくさん詰まった一作になっているので、元気をもらって帰っていただけたら嬉しいです。」と笑顔で舞台挨拶を締めた。