歌手の倖田來未が7日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION(関西コレクション) 2021 SPRING & SUMMER」に出演。6年ぶりとなる関コレのステージで全5曲を熱唱し、観客を魅了した。

  • 倖田來未

デビュー20周年イヤーにとなった2020年にリリースされたシングル「XXKK」からスタートし、ダンサーを引き連れてアップテンポなナンバーで会場のボルテージを上げていく。2曲目に入ると上着を脱ぎ、ノースリーブで大胆に肌見せ。「DO ME」をセクシーに歌い上げてテンションそのままに次曲に繋いだ。3曲目の「め組のひと」はラッツ&スターの名曲を倖田來未風にカバーしたもので、倖田が「みんなで一緒に~」と呼びかけ、会場一体となって「めッ」を決めた。

アーティストライブとしてはトップバッターとなった倖田。新型コロナウィルス対策のため満席とはならなかったが、会場にいるファンを見渡し「こんな時代にたくさんの方と同じ空間で過ごせるのは幸せなこと。呼んでもらってうれしく思う」と有観客開催に喜び、「音楽の力で少しでもみなさんの背中を押せるように曲を歌いたい。笑顔が一番!マスク越しになってしまいますが最後まで楽しんでいただけたら」と語った。

後半はコロナ禍で頑張っている人たちにエールを送るように、トリノオリンピックのフジテレビ系テーマソングだった「WIND」を歌い、終曲は「OMG」を全力パフォーマンス。「今日はありがとうございました!倖田來未でした」と感謝の言葉で締めくくった。

「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。20回目となる今回は「つきぬけろ。」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを開催する。なお、昨年3月に開催予定だった「KANSAI COLLECTION 2020 SPRING & SUMMER」が新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となり、今回の開催は約1年半ぶりとなる。