子どもの澄んだ目を通してみると、この世はキラキラとした輝いた世界に見えるのだなと思わせるインスタグラムの投稿が話題となっています。

yuko_toritori やっぱり大人にはない感性ですねぇ…

あと、顔を隠すと雨に濡れてないことになるらしいですよ! すごいね!(yuko_toritoriより引用)

鳥獣戯画風のイラストで、子どもとの生活を描いたマンガがインスタグラムで人気のユウコトリトリ(yuko_toritori)さん。ある日、ユウコトリトリさんが5歳の次男くんと外遊びをしていたところ、ポツポツと雨が降り出したそうです。

洗濯物を干したままで外に出てきたため、「急いで取り込まなきゃ」と慌てるユウコトリトリさん。「まだ小雨だから大丈夫かな」と雨に濡れる洗濯物の心配をしていたユウコトリトリさんの耳に飛び込んできたのは、思わずハッとさせられてしまう次男くんからのひとことでした。

「このあめ あかちゃんだから だいじょうぶ!」(訳:まだ降り始めで雨足も強くないので、さほど心配ありませんよ)

小雨を「赤ちゃんの雨」ととらえるその発想に、「やだ 素敵ワード」と心きらめくユウコトリトリさん。「やっぱり大人にはない感性ですねぇ…」というコメントとともに、「顔を隠すと雨に濡れてないことになるらしいですよ」といったこぼれ話も紹介しています。

この感性あふれるひとことに対して、フォロワーからは「可愛すぎて泣きそう」「癒やされます。全集中で肯定」「子供の感性って時に詩人のようですよね」と絶賛の声が続々。また、「かくれんぼで隠れずに目を隠していた我が子を思い出しました」「早く走れば濡れないと思ってましたよね」「うちの息子は小学2年生の時に『小雨』の事を『ちびっこ雨』と言っていました」という自分の思い出や、我が子の行動を挙げる人も……。

素晴らしい感性の持ち主である次男くんは、普段どのようなお子さんなのでしょう。ユウコトリトリさんによると、とてもよくお話をするお子さんで、知らない人に話しかけることもあるのだとか。その中には、ママであるユウコトリトリさんと同様に、次男くんのひとことに心が洗われた人もいるかもしれませんね。

次男くんの年齢(5歳)は、知識をぐんぐんと吸収する最中。まだまだ語彙は少ないけれど、自分の知りうる言葉を使って一生懸命にお話をしているそうです。「今回のようにほっこりする言葉が飛び出す時もあれば、思わず突っ込みたくなる言い間違いもあります」とはユウコトリトリさん。「完膚(かんぷ)なきまで」を「パンツなきまで」と大声で叫んでいたこともあるそうで、その姿を想像すると笑ってしまいますね。

おまけのページでは、雨が降っても「よけて走るから大丈夫」と元気に走る小学生の長男くんの行動も紹介しています。「俺もやったような気がする」「小さな頃は雨が好きだったかも。傘をさして歩くのも、水溜まりを探して歩くのも、濡れて走ってきゃあきゃあ言いながら友達とはしゃぐのも、いつから嫌いになったんだろう」というコメントも。大人は憂鬱に感じることが多い雨ですが、たまには童心に戻って雨を楽しんでみると、思わぬ発見があるかもしれません。