漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによるフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ#9』が14日に開催され、話題の音声SNS「Clubhouse」への向き合い方を語り合った。

  • 久保ミツロウ(上段)、(下段左から)能町みね子、ヒャダイン

日本で流行しだしたかなり初期から利用しているという3人だが、能町は「自分がこれ(のテーマ)を聴いてるというのが、みんなにバレちゃうじゃないですか。そう思うとどこ(のルーム)にも入れないんですよ」と躊躇(ちゅうちょ)してしまうそう。

久保が「純粋に(テーマが)好きだから入りたい会話の部屋もあれば、本当にゾッとする部屋がたくさんある」と言うと、ヒャダインは「タイトルを見て結構魅力的な“地獄”があるので、“地獄めぐり”したいんですけどね」と、独自の楽しみ方ができないことを惜しんだ。

また、久保は「入って秒で名前を呼ばれたのが2~3回あって。ジッと話を聴きたいんだけど、秒で呼ばれるのが怖いよね」と、トークへの参加に招かれることへの恐怖を吐露。ヒャダインは、広瀬香美がライブのリハーサルを流している部屋に入ると、「ヒャダインさんだ~! ヒャダインさ~ん!!」と呼びかけられたそうで、「もちろんありがたい話なんですけど、そこでうれしくなる人間かそうじゃない人間かで分かれるんでしょうね」と分析した。

一方、能町は仕事にうまく活用できた事例も。「連載のネタが出てこなかったので、夜中に『週刊文春の連載のネタが思いつきません』ってルームを開いて、『今週面白いニュースありませんでしたっけ?』と聞いてみて、初めて知らない人を(トークに)引き上げたんですよ。そしたらその人が『高知東生さんのツイートが話題になってましたよね』と言ってくれて、『あったそれ!』と思って、本当にそれで原稿を書きました」と、ヒントを得ることができたそうだ。

今回のライブでは、新たな投稿コーナー「ザブザブバンバン」がスタート。これは、能町が「麻布十番を前半と後半に割って、それぞれの下2文字を繰り返すとザブザブバンバンになって、なかなかいいですね」と発見したことをきっかけに、2つの単語ででき上がる単語を前半と後半に割り、それぞれの下2文字を繰り返すとでき上がる言葉を募集するという企画だ。

早速、「岩井勇気→ワイワイウキウキ」という投稿が寄せられると、「完全に『いいとも』じゃん!」(久保)、「あんまり岩井さんっぽくないのもいいですよね」(能町)と、新コーナーに手応えを感じていた。

この模様は、21日23時59分まで追っかけ再生が可能。チケットは、17日23時59分まで販売されている。

そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビでは3月8日(27:15~27:45)、同19日(26:25~27:25)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のオンラインライブは、3月13日にハライチ・岩井勇気を迎えて開催される。

(C)フジテレビジョン