お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、14日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、コロナ禍での東京五輪の開催案について語った。

松本人志

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言による辞任が番組内で取り上げられ、この日ゲスト出演したサッカー元日本代表・内田篤人氏は「求心力あるし、そのくらいインパクトがあって面白くしてくれたら、海外からすると『日本、面白いことするじゃないか』」という理由で松本を推薦。松本は「僕がやるとかはもちろんないんですけど」と苦笑しながら、「僕、本当に真剣に考えてたんですよ。どうするんだと」と切り出した。

国立競技場のトラブル、エンブレム問題、マラソン・競歩会場の移転など東京五輪を巡る数々の問題を「いろんなことで何年も揉めてきて」と思い返し、「いまだに会長のことで揉めてる。これで万が一、中止となったらこれは一体何なんだというか。悔しすぎる」と吐露。

そして、「延長は現実味がないのかなと思ったときに、ここは一発やるしかないんじゃないかって思うんですよ。海外で同時中継で本当に簡素化していいから、今までになかったオリンピックを」と新型コロナウィルス感染症対策を徹底した新たな形式での開催を望み、「“オリンピック エピソード0”みたいな感じでやったらいいんじゃないか」と投げかけた。

「各地で無観客でやる国もあっていい。今まで誰もやったことのない、最初で最後のオリンピックを日本は成功させられると思うんですよ。そして、日本が金メダルやと思うんです」「じゃないと、このままだと悔しすぎる」と熱弁した松本。「悔しい。僕は大逆転のチャンスはあると思いますよ、エピソード0」と語り、この話題を締めくくっていた。