映画『ライアー×ライアー』(2月19日公開)の公開直前イベントが10日に都内で行われ、松村北斗(SixTONES)、森七菜が登場した。

  • 松村北斗

    松村北斗

同作は金田一蓮十郎による同名コミックの実写化作。潔癖症の地味系女子大生・湊(森)は、両親の再婚で義理の弟になった同い年でイケメンの透(松村)と同居しているが、透の女癖の悪さが原因で長らく迷惑をこうむってきた。ある日、友人の頼みで友達の高校時代の制服を着てギャルメイクで街に出た湊は、偶然にも透と遭遇してしまい、とっさに別人の“女子高生・みな”と名乗ると、それを信じた透はJK姿の湊“みな”に一目惚れし、猛アプローチをかけてくる。

バレンタインデーが近いと言うことで、理想のバレンタインについて聞かれると、松村は「この先一生無理なことなんですけど、やっぱり学校で呼び出される、机に入ってる、ロッカーに入ってる、この3つは経験したかったですね」と指を折って数える。「小学校1年生の時しか貰ってなくて、その時も学校で貰えなかったんですよ。家に帰ったらお母さん同士が話してて、うちに来て渡してくれたことはあるんですけど、やっぱり制服で朝行って机を……(探すジェスチャー)やりましたよ? やりましたけど1回も入ってない! 隣の男子がこっそりスクールバッグに入れてるのを見て、『俺もコソコソして〜!』と思って。『校舎裏とか呼び出せよ!』と思って。誰も呼び出さない」と振り返った。

一方森は「貰ってみたいです。かっこいい男の子になって、『80個貰いました』とか言ってみたいですね」と男子視点。「いつもは自分がモテてるのかなとかわかんないけど、わかりやすく数値化されるからうらやましいなと思います。80個とか記録をたたき出してみたかったです」と希望する森に、松村は「こっちになったら最悪だよ? ないんだもん」とつっこむ。森が「1年間、バレンタインのために動いてた?」と問い詰めると、松村は「正直、動いてた。動いてたけど無理だった。『チョコ好き』はめちゃくちゃ言ったし、授業中の手の挙げ方とかもちょっとかっこよくあげた。国語の音読も声低めに呼んでた」と振り返り、森が「もうちょっとさりげないところで、教科書拾ってあげたりとか」と提案。「そういうのはドギマギしちゃって……」という松村に、森は「そういうところだ!」と納得していた。

さらに「キュンとくる告白は?」というファンからの相談には、「絶対呼び出しですよね。理想で言えば、昼休みくらいに、『ちょっと今日、放課後いい?』って先に打っておいてください。ドギマギした5時間目6時間目過ごさせてほしいんですよ」と語調が強めの松村。「そんな時間を過ごした後の、校舎裏かな」と理想を熱く語る松村には、MCからは「裏が好きですね」とツッコミも。「ちょっと人目をはばかってる感じが燃え上がりませんか? 燃え上がりますよね?」と報道陣にも語りかけ、理想の告白の言葉について「チョコを渡すだけの思いはありますよ」と再現。「著作権フリーです。僕が連載に書いたらやめていただきたいですけど」と言う松村に、森は「相談なんだから、渡してあげたらいいじゃないですか」と苦笑する。松村は「俺、女性として生まれてきた方が良かったのかなあ。あげます、この言葉」と言い出し、森との組み合わせについて「監督からも『男女が逆転してる』と言われたので」と明かした。

イベントでは大きなチョコが登場し、2人でチョコにプレートを載せる一幕も。フォトセッションでは映画のポーズで決めながら、松村が「ライアー×ライアー!!」と力強く叫び、最終的には2人で「ヤー!!」と叫んでいた。

  • チョコにプレートを載せるために腕まくりする松村北斗